【不動産豆知識】 「アパート」と「マンション」の違い

2010.03.07
    

今日も雨・・・。 連日の雨模様でちょっぴり気分が滅入りますよね。
この時期に連日降り続く寒々とした小雨のことを 「菜種梅雨」(なたねづゆ)って言うのです。
知ってました? 恥ずかしながら、私は今日それを知りました。 
いくつになっても勉強ですね・・・。
 
さて、さて、そんなことで、今日は久しぶりに 【不動産豆知識】 をいきますね。
よく、お客様からも質問されることですが、「アパート」と「マンション」の違いについて触れてみようと思います。
 
まず、「マンション」です。
「マンション」とは、中高層(3階建て以上)の鉄骨造・鉄筋コンクリート造の分譲住宅および共同住宅をいいます。
 
これに対し、「アパート」とは、2階建て以下の低層の共同住宅をいいます。
 
“建築業界” における賃貸住宅(共同住宅)の区分は、大きく、この「マンション」か「アパート」の二つに分けられます。
私たちが身をおく ”不動産業界”(賃貸仲介業界)での区分は、このうち「アパート」を
「アパート」・「コーポ」・「ハイツ」の三つに区分けして呼んでいます。
 
では、それぞれ、どう違うのでしょう?
 
まず、「アパート」は、いわゆる ”アパート~”っていうヤツです。
オバQで、ラーメンをすする小池さんが住んでいるようなイメージの物件といえば分かり易いでしょうか・・・・。 木造のちょっと古い感じのものです。
 
これに対し、「コーポ」・「ハイツ」は、鉄骨造および木造で、「アパート」にあたるほど古くもないものから、最新のものまでを指しており、大手ハウスメーカーなどの建築による2階建ての共同住宅はこの部類に入ります。
 
地域によって多少の呼称表現の違いはありますが、
一般的には、鉄骨造のものを「コーポ」と呼び、木造のものを「ハイツ」と呼んでいます。
写真の物件は、「ハイツ」です。 木造のためにデザイン的にも凝ったものが造りやすく、
オシャレ感のあるものが多いのが特徴です。