【渡辺の本棚】 「つらいな」と思ったとき読む本

2011.11.06
    

本日ご紹介させて頂きますのは、「つらいな」と思ったとき読む本(中谷彰宏・著/あさ出版)。 面白いネーミングの本ですよね・・・。
書店で背表紙を眺めているときに、ふと目に留まったのがこの本でありました。
別段、「つらいなぁ」なんて感じていないつもりの私ですが、目に留まったということは、心の底ではそんなふうに感じているのでしょうか・・・?
 
まぁ、そんなことはさておき、この本には、前向きな人生を送っていく上での「教訓」ともいえる記載がテンコ盛りでした。 著者は、”凹みから抜け出すための58の具体例”と銘打ち、私たちが持つべき考え方・とるべき行動を分かり易い記載内容で示してくれています。
余白も多く、短時間で読み終えてしまいますが、その分、気軽に読み返すことができるので、それらの「教訓」を自分のものにし易いようにも思います。
 
巻頭に記載されている「トラブルやアクシデントが増える時が、ターニングポイント」という言葉には勇気をもらえます。
著者も書いていますが、自分自身が辛いと感じている人のみならず、悩んでしまった部下を励ましたいと思っている上司や、悩んでいる大切な人を勇気づけたいと思っている人も一読されるとよい一冊だと思います・・・。