【渡辺の本棚】 「売れる会社のすごい仕組み」

2010.11.01
    

11月ですねぇ・・・。 今年もあと2ヶ月で終わりです。
今日から 「年賀はがき」 の発売も開始されました。ついこの間、お正月を迎えたような気がする
のですが、月日の経つのは早いものです。

さて、今日ご紹介させて頂くのは、『売れる会社のすごい仕組み』 (佐藤義典・青春出版社)・
“マーケティング” を学ぶ本であります。
著者の佐藤義典氏は、数々の企業で成果をあげたマーケティングに関するトップコンサルタント
の方です。
 
経営者が、まず最初にしなければならないのが 「何をどうやって売るか」 を決めること。
つまり、”マーケティング戦略” を決めることが最優先課題であるわけです。
この本は、「社長はどうマーケティングにアプローチすべきか・・・」 ということについて、イタリアン
レストランの経営を任された20代半ばの女性主人公と一緒に考えていくという形式で学ばせて
くれます。
 
今日のような成熟した社会において、私たち中小企業がとるべき戦略は、顧客との 「密着軸」 に
重きを置いた差別化戦略でありましょう。
そのためには、”仕組み化” が重要となってくるのですが、その 「売れる仕組み」 の作り方を
体系化した一冊。
暫く時間をおいて再度読み直してみたい、読まなきゃいけないなぁ と思える一冊でありました。