本日ご紹介させて頂きますのは、「成功曲線」を描こう。(石原明・大和書房) であります。
私がこの本を最初に読んだのは今から4年程前。 大いに感銘を受けた私は、当時当社に在籍していた全社員にこの本を配布しました。 その後、何度か読み返し、つい最近また本棚から取り出してきました。
全く偶然ですが、当社売買仲介部「ウィズアンドウィズ」の上屋統括MGも 最近になって読み返したとのことです。
“目から鱗” の記載がテンコ盛りの一冊でありますが、今日はその中から 「成功曲線」とは、一体どんなものなのか? に絞って記させて頂こうと思います。
多くの人は、努力をしたら その分 その「成果」が確実に上がっていくのではないか というイメージを持っているものです。
でも、「成果」は決してそんな形で表れてきません。
初めの頃は、ほとんど「成果」なるものは認識できません。
「成果」が上がり始めたとしても、自分が期待しているものとは程遠い「成果」に留まります。
しかし、目標達成に向かってコツコツと努力を重ねていくうちに、ある時点から急激に達成に向かっていくものなのです。
多くの人は、そんな “成功曲線” の存在に気づいていませんので、「頑張っているのに成果がなかなか見られない・・・」・「自分には所詮この目標は無理だったんだ・・・」 と途中で諦めてしまうわけです。
多くの人が この曲線の存在に気づかないのは、成功を収めている人たちを私たちが認識するタイミングにもあります。
私たちがその人たちを認識するのは、大きな舞台の上だとか、メディアに華々しく取り上げられている時点であることが多く、その段階は その人の努力の成果が結果に結びつき、実際に “成功曲線” が上昇し始めた後なんです。
スポーツ選手にしても、芸能人にしても、世に中に認められるまでは全く知られていないわけで、だからこそいきなり華やかにデビューをしてきて、成功したように見えてしまうわけであります。
私自身は、前々から何となく この曲線イメージ を抱けてはいましたが、この本を読んだことにより、それが確信へと変わりました。 これは今後の私の人生にとって物凄く意義のあることとなりました。
また、この本の中で出会った 「仕事は親切」・「行動すれば次の現実」・「目標達成はジグソーパズルのごとし」 といった言葉は、私の脳裏にシッカリと焼き付いています。
(それぞれの言葉の意味するところについては、実際にこの本を手にして理解をしてください)
この本は、私に大きな勇気を与えてくれた一冊。 私にとっては間違いなく “五つ星” の一冊となりました。
↑は、この本の著者である石原明先生(右端)と写真に収まる私。
日本経営教育研究所㈱の代表取締役を務めておられる石原先生は、私の大好きなコンサルタントの先生の一人でもあります。
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