【渡辺の本棚】 「iPad・スマートフォン・クラウド・Twitter・・・で結局、何が変わるんですか?」

2010.09.20
    

今日ご紹介させて頂きますのは、とても長~いタイトルの一冊です。
「iPad・スマートフォン・クラウド・Twitter・・・で結局、何が変わるんですか?」
(藤井伸輔、野村章・すばる舎リンケージ)。
 
書店に並ぶ数多くの新書の中から、その”ストレート”なタイトルに惹かれるような形で手に取った
一冊であります。
「モバイル・インターネット・デバイスがもたらす情報格差、そして、私達のライフスタイル、ビジネス
モデルに与える影響をわかりやすく解説・・・」 というふうに表紙カバーの内側に記してありました
ので、経営者としては読んでみる必要があるな ということで購入した次第です。
 
いざ読んでみると、この分野に不得手な私としては、聞き慣れない言葉も数多く散見し、実際のと
ころ、その内容の半分も理解はできていないのだろうと思いますが、これからの時代の風潮につ
いては、おぼろげながら感じ取ることができました。
また、その流れに対応できなければ間違いなく淘汰されていく。 逆に、その流れに対応すべく、
今から対策を講じていけば生き残ることができる、いや、”勝つことができる” という認識を一層
強く持つことができました。
  
我々の不動産業界においても、「ツイッター」・「mixi」・「GREE」といった 『ソーシャルメディア』
に注目する向きが多くなってきております。
 
『ソーシャルメディア』 のしくみは、本書内の記載をそのまま引用させて頂くと以下の通りです。

ネット上での 「クチコミ」 は、「クチコミ」 が文字化され、特定の小さなネットワークの中で
共有され、その特定の小さなネットワークの参加者は、同時に異なるネットワークの参加
者であるため、その、別のネットワークで更に 「クチコミ」 が共有される。その別のネット
ワーク上の別の参加者が、更に別のネットワークを通じて情報が共有されていく。
結果として、マスメディアと同等の情報伝搬力を有することになる・・・。
 
この一文を読んだだけでも、ソーシャルメディア対策に取り組む必要性を強く感じますよね・・・。
幸い当社の常務である小林は、この分野に長けており、更に、研究に時間を費やしてくれていま
す。 彼に色々と教えてもらいながら、私も少しずつではありますが知識を増やしているのが現状
であります。
世の中の流れを理解し、打てるべき手は打っておく。 今後もそんな姿勢で臨んで参りたいと考え
ております。