できる社員のコスト意識

2009.10.10
    

当社では、毎月第二・第四土曜日の始業前に”早朝研修”を行なっています。   社員を3つにグループ分けをしてこれを行なっています。 「フィロソフィー」についての研修であったり、「営業スキル」についての研修であったり・・・・2年前の5月より、これを継続しています。 本日は、店長代理以上の役職にある社員およびベテラン社員を対象に、『できる社員のコスト意識』というテーマでビデオ研修を行ないました。 「問題点・改善点がみえてくる コストのとらえ方・考え方」・「行動が変わる、成果が高まる 実践!コスト意識の活かし方」というタイトルの2本のビデオを視聴してもらい、途中に解説を加えながら、最後に①「なぜ、仕事にコスト意識が必要とされるか?」 ②「コストパフォーマンス(生産性)の高い仕事をするには、どうすればよいか?」 ③「自分の職場に放置されているムリ、ムラ、ムダは、どのようなものがあるのか?」という3つの項目についてレポートを記入し、提出してもらうという形でこれを進めました。なお、③については各人に全員の前で発表してもらうことによって、全員が気づきを得られるように配慮しました。 経営の要諦は『売上を最大に、経費を最小に』、これに尽きます。売上が上がれば、経費も上がって当然という考え方ではなくて、売上の極大化を図りつつ、なおかつ、経費を下げていく努力をしなければなりません。 これは、「盛和塾」で常日頃から教えていただいていることですが、分かっていながらも、なかなか出来ていないというのが実状です。勿論、何でもかんでも経費を下げればいいというものでもありません。経費をケチったがために、売上が大きく落ち込んでは何にもなりません。 ですが、不要な経費も必ずあるはずです。それらを洗い出すことにより、又、創意工夫を重ねることにより少しでも削減していくことが肝要です。 また、「コスト」というと、イコール「経費」と捉えがちですが、「時間」もコストであるという認識をしっかりと持ち、無駄な時間を過ごすことのないようにし、少しでも生産性の向上に努めることも重要です。 そういう私自身も、この部分については出来ているとはとても言えない状態ですので、十分注意を払いたいと思います。探し物をしている時間を減らせるよう、机上やファイルの整理整頓であったり、仕事の段取り等においても、そつが無いものにして参りたいと思います。