アイメッセージを送ろう

2012.04.03
    

息子が通う大学のキャンパス内に咲くサクラ。まだまだ「一部咲き」といったところでした・・・。

昨日は妻と二人で、息子の入学式に出席して参りました。
晴れて息子も「大学生」です。
学校内の桜は、まだまだ”一分咲き”といったところだったでしょうか。(写真)
でも、穏やかな晴天に恵まれ、とてもツイていました。
まるで”台風”かと思えるような今日の天候を鑑みると、余計にそう感じます・・・。
う~ん、ツイてる!ツイてる!! 
 
さて、今日の本題です。
『ユーメッセージ』と『アイメッセージ』、皆さんはこの二つの言葉を聞いたことがありますか?
今日は、この違いについて簡単に記してみたいと思います。
 
相手に自分の思っていることを伝えたいときには、どんな”言い方”(伝え方)をするかによって、その結果(伝わり方)が全く違ってくるものです。
これを知っているか否かによって、人間関係にも影響を及ぼしかねませんので、しっかりインプットしてくださいね。
 
『ユーメッセージ』とは、例えば「君すばらしいね・・・」といった言い方。
主語が相手になっているものを言います。
これは、言われる相手によっては”むかつく”場合があります。
つまり、万人に通用するものではありません。
 
これに対し「アイメッセージ」は、例えば「オレ、嬉しいな・・・」というような言い方。
主語が自分になっている言い方です。
自分が嬉しいことに相手はいちいちどうこう言わないもの。
つまり、反発することもありません。
ですから、こちらが言いたいことを受け入れてくれる(受け入れてくれやすい)のです。
 
自分の子供に対しても、「お前は、何でいつも〇〇なんだ・・・」という言い方をするよりも、「お前が◇◇だと、お父さんは嬉しいなぁ・・・」という言い方のほうが確実に相手の胸に響くものです。
自分が言われるほうの立場だったらどう感じるかを考えれば、明白ですよね。
 
部下を叱るとき、はたまた、誰かを褒めたりするようなときは『アイメッセージ』を使ってみましょう。
 
徹底的に相手の話を聞いてあげて、『アイメッセージ』を送る。
これが”ツボ”です。
ちなみに、これは暴力団が家出少女を懐柔するマニュアルにもあるのだそうです・・・。 (^^;;