インターネット不動産業者交流会2009 in 東京

2009.06.04
    

2日は、リングアンドリンク社が主催する「インターネット不動産業者交流会2009イン東京」に売買仲介部の上屋統括マネージャーと犬飼社員の3人で参加しました。全国各地から”インターネット不動産”に熱心に取り組む450名以上の方が集結しました。 以前このブログでも触れましたが、リングアンドリンク社は当社の売買サイトに導入している『@dream』というシステムを開発した会社です。 午前中に一つ目の分科会、午後からは二つ目の分科会(パネルディスカッション)と講演会が二本行なわれました。株式会社日本経営教育研究所の代表取締役で経営コンサルタントの石原明先生とリングアンドリンク社の金丸社長が講師を務められました。尚、石原先生の著書「成功曲線を描こう」は素晴らしい本で、2年前に当社の全社員に配布をしたことがあります。そんな、尊敬する石原先生の講演を生で聞けたことは、とても嬉しく思いました。  さて、この厳しい経済環境下、我が不動産業界においても優勝劣敗が進んでおり、淘汰の波が押し寄せています。そんな中、お客様に”繰り返し”ご相談を受ける不動産会社しか成長できなくなる時代の幕開けです。従来型の不動産業者の考え方を根本から覆さなければなりません。「お客様が真に求めているものは何か?」、「自分がお客様であれば、どんな情報や接客を望むか?」をよくよく考えるのです。業者側の「都合」や「勝手な思い込み」は拭い捨て、お客様視点で物事を考えるというスタンスを貫いていかねばならないのです。 インターネットで言うならば、情報をお客様に可能な限りオープンにする。写真を多く掲載するのもその一つでしょう。新たな物件情報は直ちにネット上にアップし、成約となった物件については直ちにネット上から消去する。特に、この消去するという作業が重要です。従来型の不動産業者ですと、お客様からの反響(お問い合わせ)を戴きたいがために、”条件の良い物件”はネット上に載せっぱなしという状況がよく見受けられます。これは、俗に言う”オトリ広告”にあたります。一時的にお問い合わせを戴くことになるかも知れませんが、そんなやり方、そんな業者は決してお客様からの”信頼”は得られないでしょう。既に無くなっている物件についてお客様に検討させる、こんな失礼なことはありません。逆の立場ならどうかということです。 ある意味、こんな”あたりまえ”のことが出来ていないのが不動産業界なのです。”あたりまえ”のことを”ちゃんとやる”だけで他社との差別化ができるわけですから当社は”ちゃんと”やっていきたいと思いますし、その様に現場に対してしっかりと指示をして参ります。  左上の写真は、会の最後に行なわれた懇親会での一コマ。左から、友人である株式会社チタコーポレーションの三好社長、私、リングアンドリンク社の金丸社長、そして、石原明先生です。 下の写真左側は、同行した当社売買部の上屋統括マネージャーと犬飼社員。昼食時の様子です。中央は石原明先生の講演の様子、右側はリングアンドリンク社の金丸社長の講演の様子です。 尚、私が参加した分科会(売買向け)で発表をされた会社さんは以下のとおりです。いづれの会社さんも”インターネット不動産”でお客様から絶大なる支持を受けておられる素晴らしい会社です。各社のホームページにリンクを貼りましたので一度ご覧になってください。