今日は、前回のテーマに関連した内容でいきます。
当社の「経営方針書」内、『会議に関する方針』 の中の一文として、私は次のように記しています。
会議の最終決議は衆議検討の後、その課題の最高責任者が覚悟をもって、独りで決断すれば、それで決定です。多数決は採用しません。多数決では責任の所在があいまいになります。
私は、リーダーは 「衆議独裁」 のスタンスで臨むべきだと固く信じています。
スタッフの様々な意見に耳を傾けることは大切なことです。
問題について一所懸命に考え、意見を述べてくれた人に対して配慮することや調和を求めることも時として必要でしょう。
しかし、基本は「衆議独裁」。
たとえそれが経営幹部から出された強い意見であっても、自分の信念にそぐわないものであれば決して受け入れるべきではないと思います。
議論はする、その中からヒントや気づきを得る、それを踏まえながら最終的な決断はリーダーの “強い意思” と “覚悟” のもと独断で行なう。
これでいい、というか、こうあるべきです。
小さな会社ではありますが、私は「社長」です。
社長である以上、私は今後もこのスタンスは堅持して参ります。
事業の成功も失敗も、社員の幸福も不幸も、その責任を100%負うのは社長なんですから・・・。
写真は、桜の名所「清洲公園」(愛知県清須市)内の「信長公銅像」。
織田信長が「衆議独裁」であったかどうかは知りませんが、我が街「清須」の英雄ですので採用させて頂きました。
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