今回の東京出張で感じたこと

2012.03.17
    

『3月16日の朝日と東京スカイツリー』。宿泊したホテルの部屋からは「東京スカイツリー」がよく見えました・・・。

一昨日、昨日と一泊二日で東京出張に行ってきました。
(財)日本賃貸住宅管理協会(通称:日管協)の「定期理事会」および、全国賃貸管理ビジネス協会(通称:全管協)の「理事・代議員合同会議」に出席するのがその目的です。
 
左足に「ギプス」をはめたままでの出張でしたので少々不安がありましたが、何とか無事に行ってくることができました。
(16日早朝の地震には、「来たかっ!」と飛び起きましたが・・・)
 
今回出張することについては、整形外科の先生から「絶対に転ばないように」、そして「左足には極力体重をかけないように」充分注意をしなさいと言われていましたので、ゆっくり、ゆっくり、慎重な移動を心がけました。
 
しかし、これが思いのほか体力を消耗しました・・・。
JR神田駅については、エスカレーター(改良工事中?)もエレベーターもなく、階段の昇降に一苦労でした。 (こういうときに限って、利用すべき改札口を間違えたりもしちゃいました・・・)
同じ会合に出席した仲間からは「顔が疲れているね・・・」と言われてしまったくらいです。
 
でも、こうした思いをしたお陰で気づいたこともあります。
 
「知足」・・・
この本来の意味ではなく、”こじつけ”ですが、今回の「足」の負傷を通じて、「足」本来の機能、その重要性を思い「知」った次第です。
 
普段あたりまえに思っていることが、決してそうではないこと、五体満足であることの有り難さ、身体の不自由な方の気持ちが痛いほど解りました。
 
また、今回の出張は「人の親切」の有り難さを感じ取った二日間でもありました。
 
中でも印象的だったのは、15日(木)に夕食をとったファミレスでの出来事です。 
 
食事と一緒に”ドリンクバー”を注文したのですが、注文を取りにきたスタッフとは別の男性スタッフ(店長?)が、私が足を引きずりながらお店に入ってきたのを見ておられたのでしょう。
 
「私がドリンクはとって参りますので、何にいたしましょう・・・?」と言ってきてくれたのです。
その言葉に甘えるような形で、ブレンドコーヒーをお願いしました。
 
私がお店に滞在している間、私のドリンクの減り具合を見ながら、その後も2回、聞きにきてくれました。
3回目は、もう充分だったのですが、「じゃぁ、コーヒーをお願いします」と答えている私がいました。
 
このような”ちょっとした心遣い”の有り難さ、また、それが相手にどれだけの好印象をもたらすものなのか、について実感させてもらいました。
 
今日は当初、出張本来の目的である会議等について、支障のない範囲で触れようかとも思ったのですが、全然別の角度から記させて頂くこととしました。
個人的には、上記のような観点からも、とても有意義な二日間だったような気がしています。 
 
最後に一つだけご報告。
財団法人日本賃貸住宅管理協会は、昨年6月の理事会、評議員会において公益財団法人移行のための定款変更を行い、平成23年9月22日に内閣府公益認定等委員会に公益財団法人への移行認定申請を行いました。
その後6ヶ月ほどの審査により、平成24年3月9日付けで同委員会より、野田佳彦内閣総理大臣宛に公益認定の答申が提出されましたので、ご報告申し上げます。
この答申をもって当協会は、平成24年4月1日より『公益財団法人』として新たなスタートをきることとなりました。 
 
公認認定答申書はコチラから → http://www.jpm.jp/topics/120312_report.pdf
 
※写真は、宿泊したホテルの部屋から撮影したもの。朝日の右下に写っているのは「東京スカイツリー」であります。