出世の秘訣

2021.06.25
    


昨日は、「公益社団法人 全日本不動産協会」の第70回定時総会が東京(ホテルニューオータニ)において開催されました。

併せて、関連団体である「公益社団法人不動産保証協会」・「一般社団法人全国不動産協会(TRA)」の定時総会、ならびに「全日本不動産政治連盟」の年次大会も行われました。

昨年度はコロナの影響で書面決議になりましたので2年ぶりの開催となりました。

私自身、東京へ出張すること自体も昨年のいつ以来か、パッと思い出させないくらいであります。


今期は同協会の役員改選期にあたり、この総会において神奈川県本部の秋山始氏が「新理事長」として選出されました。

(写真は、秋山理事長が代議員に対して挨拶をしている様子です)

同氏はつい最近まで理事長への立候補など頭の片隅にもなかったはずなのです。

菅総理みたいなものです。

どこでどんな流れになるのか・・・、世の中おもしろいものです。


そこで今日の本題。

上記内容と合致するわけではありませんが、「出世」に関連した内容でいきます。

企業・組織に身を置く者が「どうしたら出世できるか?」、そんな点について記してみます。

以前、自己啓発書か何かで読んだ受け売りですが、ご容赦ください。


出世をするには、ズバリ “会社の得になることをすればいい” のです。


言われたことをただ漫然とやっているのではなく、自分は会社(組織)のために何が出来るのかを常に考え、行動することが、その会社(組織)で出世をするコツだと言って間違いありません。


時々、「組織の歯車になるのはイヤだ」と言う人がいますが、その“歯車”がなければ組織が動かなくなるぐらい重要な“歯車”になってしまえばいいのです。

自分が、そんな重要な歯車になれば、会社(組織)は絶対に大事にしてくれるに決まっています。


自分が「営業職」であるなら、まずは営業成績でトップを目指し、それを是が非でも達成する。

その上で、同僚や後輩、部下に対し、トップを取る秘訣のようなものを伝授するのです。


そんなことをしたら、自分の地位(トップの地位・役職)が脅かされるなんてことは微塵たりとも思ってはなりません。

仮に、そんなふうに思ってしまう自分がいることに気づいたら、それは自分がまだ“本物”ではない証拠なのです。

本当のトップ、ナンバーワンなら、頭の中で既に次のことを思考している(もう次のステップに行っている)ため、惜しげもなく教えてくれるものです。


自分だけが成績を上げたところで会社のためにはならない、周りに教えることによって会社の業績も更に伸びて、会社の役に立つ(会社が得をする)ことが出来るということを認識しているような人物こそ、本当の“人財” なんだろうと思います。

そんな人財が何人いるかが、その会社(組織)の将来を左右することになるのでありましょう・・・。