友の三回忌

2010.12.23
    

一昨日12月21日は、友の 「三回忌」 でした。
彼と縁(ゆかり)のあった面々が、東京・静岡・愛知・三重から集い、総勢11名で三重県津市にある彼の墓前に花を手向けに行ってきました。
彼が逝ってから2年の月日が経過しました。 上の写真は、彼と島根県松江市に観光に行った際に撮影したもの。 この翌月に彼は 「帰らぬ人」 となってしまったのです。
 
彼は、私のことを 「良き兄貴分」 だと言ってくれ、慕ってくれていました。
私のデスクマットの下には、彼が亡くなる年に送ってくれた直筆の 「書中見舞い葉書」 が挟んであります。 時折、思い出すかのようにこれを手に取る私、都度悔しい思いに駆られる私ですが、一番悔しいのは彼本人だろうと思います。
 
一昨日は、彼のお母さんが営む名古屋市内のスナックへも行ってきました。
みんなで行くと、お母さんに彼のことを余計に思いださせてしまい、辛い思いをさせるのではないか という気持ちもありましたが、「是非来て欲しい」 という言葉を貰っていたようでしたので、大挙して押しかけました。
お店には、彼の兄弟や昔ながらの友人も集っており、彼を偲ぶ会のような感じになりました。
私は、このお店には、彼の生前に何度となく彼と一緒に訪れていましたので、お店に入り、お母さんの顔、そして、カウンターに置いてあった彼の写真を見たら、こみ上げてくるものを抑えることが出来なくなってしまいました。
肩で風切るようなタイプに見えながら、実は繊細な心の持ち主だった彼、仲間のことをトコトン大事にする人間でした。 私も彼に勇気付けられたことが何度も何度もありました。 私の心の中には、「ありがとう」 という言葉と、「ばかやろう」 という言葉が同居しているといった感じです。
 
三回忌を迎え、私自身も心に一応の区切りをつけなきゃいけないと思っていますが、これを書いている今も目頭が熱くなっています。
彼のことは一生忘れることはないと思います。
 
彼が生きていたら、毎日私のブログを読んでくれていたに違いありません。
今だって、ひょっとしたら天国から読んでくれているかも知れません。
ですから、今日はあえて思いを綴らせてもらいました。
彼は、私と同業(不動産業)でしたので、彼の分も仕事で頑張っていこうと思いますし、彼の分まで思いっきり、悔いなく生きていこうと思います。
「見ていてくれ!」 そんな思いでいっぱいです。