6月6日(土)・7日(日)の両日は、我が清須市が誇るお祭り『尾張西枇杷島まつり』が開催されました。この『尾張西枇杷島まつり』は、土曜の夜に打ち上げられる「花火」も立派ですが、何と言っても”ウリ”は「山車(だし)」。この祭りは、『山車祭り』として全国的にも有名なのです。 豪華絢爛な五輛の山車(だし)が、清須市西枇杷島地区の旧街道、「美濃路」を彩ります。この道幅の狭い「美濃路街道」で、五輌の山車が、笛と太鼓のお囃子(はやし)にあわせ、”からくり人形”の巧みな動きでそれぞれ独自の物語を演じながら巡行するのです。 左上の写真は、東六軒町の『泰亨車(たいこうしゃ)』。鞍馬の僧正ヶ谷で牛若丸が天狗相手になぎなたを振り回すところを演じます。この山車の製作年は、文化2年(1805年)ということですので、200年以上の歴史があるわけです。すごいですね・・・・。 そして、尾張西枇杷島まつりの山車見物での一番の見どころは、この狭い美濃路街道で、山車が方向転換する「曲場」(まえば)といわれるもの。ワクワクするような急調子のお囃子にのって重さ4トンもの山車が半回転するのです。ちょうど私が出掛けた時に、その場面に出くわすことができました(下の写真・中央)。この「曲場」の写真は、杁西町の『頼光車(らいこうしゃ)』です。はっぴ姿の男衆による威勢の良い豪快な引き回しに見物客から大きな歓声と拍手が送られていました。 尚、下の写真・左端は、『泰亨車』の後ろ姿。 右端は、西六軒町の『紅塵車(こうじんしゃ)』です。
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