悪口を言われたら、ほめ返す

2012.04.21
    

綺麗なチューリップ!!

綺麗なチューリップ!!昨日は、人から愚痴を聞かされたときの対処法について記しました。
今日は、自分が”悪口”を言われているということが耳に入ってきた場合の対処法について記します。
昨日同様、”斎藤一人さんの教え”で、『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』(宮本真由美・著/PHP研究所)の中で紹介されているものです。
 
もし、あなたが、知り合いから「〇〇さんが、君の悪口言ってたよ」と言われたらどうしますか?
 
私なら、「えっ、なんて言ってた?」と質問し、その内容によっては「あのヤロー」って言っちゃうと思います。
口には出さないにしろ、心の中で、そう思うことは間違いありません・・・。
 
ところが、斎藤一人さんは、そんなふうには絶対に言わないそうです。
 
一人さんの場合は、「あいつはそんなことを言う男じゃないよ。おれはあいつのこと、好きだよ。何かの間違いか、冗談で言ったんだよ」とか、「あいつはそんなやつじゃない。おれは昔からあいつのことをよく知っている」というふうに言って、ガンとして悪口を言ったことを認めないようにするのだそうです。
 
すると、どうなるか・・・。
 
周りの人が「一人さんって、偉いね」と言ってくれるわけです。
そのうちに、悪口を言った人の耳に「斎藤がおまえのことほめてたよ」と伝わると、「え?斎藤がオレのことをほめてくれたの?」と、ビックリする。
 
そうすると、”奇跡”が起こるのだそうです。
そう、その人が変わるというわけです。
 
悪口を言われたからといって、言い返したら、そのときは多少スッキリした気持ちになるかも知れませんが、やっぱり嫌な気持ちが残ります。
自分も相手と同等レベルの人間になっちゃうんです。
 
「あいつなんか昔、おねしょしてたんだから」と悪口を言い返したら、その人がおれの悪口を言うのをやめますか? やめないんだよ。 人間は自分のことを『善』にとられて、初めて行動が変わる。そういう生き物なんだよ」 と、一人さん。 
 
さすが、斎藤一人さんです。
私がこんなふうに対処できるかどうか、正直なところ自信もありません。
言われた内容によっては、”プッツン”きちゃうかも知れません・・・。
 
でも、これができれば、相手のみならず自分も幸せになれます。
結局のところ、自分のためでもあるわけです。 
 
もっと、もっと、人間性を磨いて、自然とそんな言葉が出るようにしたいと思います。
精進、精進・・・・。