清須『尾張西枇杷島まつり』

2022.06.05
    


昨日(4日)今日(5日)の両日は、地元・清須市の誇る『尾張西枇杷島まつり』が開催されています。漆と金箔が施された5輌の山車(だし)が、美濃路街道を勇壮に練り歩き、“からくり人形” の演舞を披露するのです。


実はこの『尾張西枇杷島まつり』、「山車祭り」として全国的にも結構有名なんです。

以前、観光で「飛騨高山まつりの森」を訪れた際、この『尾張西枇杷島まつり』が、全国の“有名山車祭り”として紹介されているのを見て感激したことを覚えています。


その山車祭りを本日の“ブログネタ”にしようと思い、昨日写真を撮りに現地に行ってきました。

(この祭り、当社から歩いて10~20分の範囲内でやっているんです)


新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ここ2年は中止となりましたので、3年ぶりの開催となりました。

しかしながら、「山車」と並んで、この祭りの“ウリ”である「打ち上げ花火」は今年も中止。その他「子ども神輿」等も中止、「露店」の出店も見送られましたので、本来のソレと比べると随分と寂しい感じであります。


本日のアイキャッチとして用いた写真は、西六軒町の山車、「紅塵車」〈こうじんしゃ〉です。

この他に、橋詰町の「王義之車」〈おうぎししゃ〉・問屋町の「頼朝車」〈よりともしゃ〉・東六軒町の「泰亨車」〈たいこうしゃ〉・杁西町の「頼光車」〈らいこうしゃ〉があり、下の写真、左が「泰亨車」、右が「頼光車」であります。

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この山車行列の最大の見せ場は、「曲げ場」といわれる場面。

ワクワクするような急調子のお囃子にのって重さ4トンもの「山車」が半回転(方向転換)、山車の上では “からくり人形” がそれを応援するが如く激しく動く、そんなシーンです。

はっぴ姿の男衆の威勢のいい掛け声のもと、渾身の力でゆっくりと回転させるのですが、男らしさが溢れ、とっても格好いいんです。


昨日は時間の都合もあり、その場面を見ることなく会社に戻りましたが、初夏の到来とパンデミックの終焉を感じさせてくれ、気持ちが何となく晴れやかになりました。

きっと来年は、「打ち上げ花火」あり、「露店」あり、大勢の見物客が訪れる本来の姿に戻ることでしょう・・・。