自分を叱ってくれる人に感謝しよう!

2010.05.25
    

一昨年、盛和塾の塾長例会に参加させていただいたときのことです。
名刺交換をさせて頂いた東証一部上場の某不動産会社・H社長から、いきなりお叱りを頂いた
ことがあります。
私の名刺に、業種を 「総合不動産業」 と記してあったことと、斜に構えた(無愛想な)顔写真が
謙虚でないという理由からです。
初対面でいきなり叱られ、そのときは随分と驚きましたが、この年齢、この立場になってから、
あのように叱って頂くことも少なく、有り難いことだなぁと思いました。
 
この件があり、早速、名刺を作り直しました。
業種は、「多能型不動産業」 とし、顔写真も差し替えました。
(顔写真については、このページの右上でも使用しているものです)
 
半年ぐらい後の例会にて、H社長をお見かけしたので名刺交換を再度お願いにいきました。
名刺を作り直した旨、そして、叱って頂いたことにお礼を申し上げたところ、ニッコリ笑って激励を
してくださいました。
 
なぜ、あの時に叱ってくださったのか・・・?
それは、同じ盛和塾生として、私のことを思って頂いたからに他なりません。
 
会社において、上司が部下を叱るのも同じです。
部下が憎いのではなく、部下に成長して欲しいから、部下に期待をしているからなのです。
 
自分を叱ってくれる人は貴重です。
自分を叱ってくれる人に心から感謝しましょう。
それこそが自己成長の原点なんだろうと思います。