苦手意識

2011.07.03
    

一昨日は 『人事異動』 というタイトルで記しましたが、今日もそれに関連性を持ったネタでいこうと思います。
『人事異動』 において最も考慮しなければならないのが、「上司と部下の組み合わせ」。 私はそう考えています。
上司となる者と、その部下となる者を如何に上手く組み合わせるか・・・ この部分は組織活性化の “絶対条件” だといえるのでないでしょうか・・・。
人事では、常に “相性” を考え、互いが補完し合えるような組み合わせを優先すべきだと考えています。
 
しかし、各人の心の中は読めません。 ですから、発令した人事が、蓋を開けてみるとシックリこないこともあるでしょう。
表面上は上手く接しているようでも、本当は “苦手” な人物だったりして・・・ 
でも、同じ職場内に「苦手な人」がいるようでは困りものです。 そんなふうではチームも最大限のパフォーマンスを発揮するようなことなどできるはずもありません。
 
そもそも 「苦手意識」 というものは、つまらない思い込みなどから発生することが多いような気がしています。
多くの人間は、自分自身も気づいていないところで “被害者意識” を抱いたりするものです。 ほんのちょっとしたところから誤解が生じ、そこから脱却できないこともあるのです。
 
でも、そこを克服しないことには、チームのパフォーマンスもさることながら、自分自身が仕事を楽しく感じることができません。 人生の中で最も長い時間を費やす仕事においてそんな状況が続いては不幸極まりないことです。
ですから、何としても 「苦手意識」 を克服しなければなりません。
 
そのためにはどうしたら良いのでしょうか?
それには、こちらから積極的に話しかけること以外にありません。
兎にも角にも、勇気を持って相手と話してみることが大切だと思いますが如何でしょう・・・。
 
※写真は黄色い「ハイビスカス」をアップで撮影したものです。夏には「ハイビスカス」が良く似合います。