誰と付き合うべきか?

2011.06.11
    

写真は、今朝8時から行なわれた研修の様子。 今日は、新人社員を対象にウィズコ管理センターの宮川課長が講師を務め 「賃貸管理業務全般」 についての勉強会を行ないました。
新人社員を対象としていたものの、中堅・ベテラン社員数名も参加してくれました。
今回の研修は、宮川課長が自主的に開催したいと申し出をしてきて実現したものです。
3年前の4月に賃貸仲介部から賃貸管理部へ異動となった宮川社員。 当初は “本意” ではなかったと思いますが、与えられた環境で明るく前向きに頑張り、今年の4月に晴れて 「課長」 に昇進しました。 管理職としての自覚も芽生えてきて頼もしい限りです・・・。
  
 
さて、今日の本題。 今日の本社朝礼において話したネタで行かせてもらいます。
 
以前、盛和塾において稲盛和夫塾長が「人との付き合い方」について触れられたことがあります。
「人生」 というものは、運命的な人との出会いによって決定されるものだと説かれ、自分にとって好意・善意で手を差し伸べてくれる人かどうかを見極めることが大切であり、それが相手の本意であると確信できたならば、その人からの好意・善意をトコトン大切にしていくべきだと仰っておられました。
 
また、同輩との付き合い方についても次のように助言をされました。
自分が人間的にも成長していこうと思うのであれば、『自分より立派な人』・『自分より成長した人』・『無私の考えの人』・『善意の人』と付き合うようにしなさい。 ただ単に気が合うだけで、自分以下のレベルの人と付き合っても自己の成長には結びつきません。
 
やはり、誰と付き合うのかが重要なのです。
自分がもがき苦しみ、悩みを相談したようなときに、本当に “好意・善意” をもってアドバイスをくれる人物か否か・・・。 この見極めが肝心です。
 
相手が己の幸せを感じていないような人物、不満タラタラの人物であれば、適切なアドバイスなど期待できるはずもありません。 逆に、あなたが幸せになることについて妬みの感情を抱いている場合だって考えられます。 そして、傷の舐め合い状態にでもなったら、それこそ最悪、あなた自身の浮上の目も完璧に消え失せてしまいます。
 
また、相談相手が自分と若干でも利害関係のあるような人物の場合も要注意です。 冷静に自分と相手の立ち位置・関係を見つめてみることが大切です。
そもそも人間というものは、”保身” といったエゴの心理を持ち合わせた動物だということを忘れてはなりません。
 
最後にもう一度記しますが、付き合うべきは 『自分より立派な人』・『自分より成長した人』・『無私の考えの人』・『善意の人』 であります。
このいずれにも該当しないような場合は、付き合い方を根本から考え直したほうがいいかも知れません・・・。