ホーム WIZCO不動産売買ブログ 重要事項説明書で説明するハザードマップについて
令和2年8月より売買はもちろん、賃貸契約時も重要事項説明において
ハザードマップを説明することが義務となりました。ハザードマップとは、
水防法に基づいて市町村が提供する図面であり、市町村のホームページ
などから閲覧できます。
物件の位置に印を付けた図面を提示し、想定される水害や避難所の
位置を説明しなければなりません。
現状、ほとんどの市町村ではハザードマップを作成されていますが、
今後はより分かりやすく、視覚や聴覚の障害がある人への配慮や
外国人等に対してユニバーサルな対応が必要になってきます。
市町村の作成したものとは別に国土地理院で作成した「重ねるハザードマップ
(https://disaportal.gsi.go.jp/maps/)」では、音声読み上げソフトや
外国語に対応を予定しているそうです。他にも指定した地点の災害リスクが
自動的に文章で表示される機能などを追加、地図画面では浸水の凡例の
自動表示、災害時にとるべき行動や危険度に応じた色分け表などを
実装する予定で、2023年夏~秋ごろまでに改正していく予定です。
現状、市町村のハザードマップを重要事項説明書に添付して説明して
おりますが、契約意思決定に重要な項目であるため、当社でもより分かり
やすくご説明したいと考えております。特にこの地域は過去に大規模な
水害がありましたので、水害発生時の避難所やとるべき行動なども説明が
必要になります。みなさまも一度、今後の災害時のために上記で触れた
「重ねるハザードマップ」や市町村のHPをご覧ください。
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