2024年後半に火災保険がさらに値上げの見通し

2023.11.17
    

水災に関する料率を地域のリスクに応じて5区分に細分化します。

2023年6月に火災保険の保険料の目安となる「参考純率」を

全国平均で10.9%引き上げることが発表されました。

参考純率の発表から約1~2年後に各損保会社が参考純率を

もとに火災保険料の改定を行うため、2024年後半に

引き上げが予想されています。

全国すべてで構造を問わず、大きな引き上げが予想されており、

特に災害の多い九州や沖縄では20%前後の上昇となる見込みです。

 また、これまで火災保険の参考純率は都道府県ごとに異なっており、

火災保険の補償の一部である「水災補償」については

全国一律の料率となっていましたが、今後は市区町村ごとに

リスクの高さにあわせて、5段階で区分されることになりました。

5等地が一番料率が高く(1等地に比べると1.5倍の水災保険料)、

西尾張地域では清須市、あま市はもっともリスクの高い5等地、

稲沢市は3等地、一宮市は2等地となるようです。

地域によって火災保険料が大きく変わってきます。水災等地の検索は、

「損害保険料率算出機構」から確認することができます。

みなさんも購入希望エリアを検索をしてみてください。