写真は、今日の「早朝社員研修」の様子です。当社では、正社員スタッフを3つのグループに分け、毎月第2・第4土曜日の早朝に研修を行なっています。
今年最初の研修では、外部講師を招へいしました(ブログに記させてもらいました)が、それ以降は “当社スタッフ” が順番に講師を務め、これを行なっています。
そうすることによって、聴講する側だけではなく、講師を務める人物も大きく成長できると感じているからです。
今日の研修は「2部構成」とし、賃貸仲介事業部/アパマンショップ須ヶ口店の市川店長代理と不動産管理事業本部/賃貸管理ディビジョンの宮川ディレクターの両名が講師を務めました。
若手の市川店代はこれが初めての講師体験となりましたが、講演終了時に聴講した先輩たちから「もっとこうしたほうがいい」等のアドバイスを沢山もらっていました。
研修会自体が終了した後も、自分から更に深い質問を先輩たちにしていた市川店代、“やる気” がみなぎっています! 感心、感心、、、。
今回と同じテーマで後2回話す機会がある(全3グループあるため)ので、次回は今日より更に充実した内容になるよう、レジュメや話し方について見直しを行なった上で臨んでくれるに違いありません。(^^)v
では、この辺で本題へと移ります。
部下指導に必死になるあまり、上司が一方的に話をしまくる、また、今日の様な研修とかでも講師(上司)が一方的に話をする、、、 そんなケースってよくありますよね。
部下を早く“一人前”にしたいとか、会社の方針を理解させたいという思いからそのようになっているのでしょうが、人は聞いたことの96%はすぐに忘れてしまうものなんだそうです。
この事実を教えてもらったときは、私自身も愕然としました。w(・・)w
事前に「話の内容」や「話の構成」をシッカリ考え、気合を入れて喋っても、その殆んどが相手の脳裏に残らないのですから・・・。
仮に、上司が「1時間」(3,600秒)にわたり必死に喋り続けたとしても、部下の頭に残っているのは「2分24秒」(144秒)に過ぎないのです。 30分なら、その半分の「1分12秒」です。
ですから、こんな手法では「部下育成」や「行動改善」を成し得ることなど到底できません。
では、どうすればいいのでしょうか?
その答えは、部下に “アウトプット” させること。 それも頻繁に・・・。
「何故だか分かるかい?」、「この点についてはどう思う?」 といったような質問を頻繁に投げかけ、“アウトプット”させながら部下指導にあたることが重要なのです。
この手法に近いものを今日の研修で講師を務めた宮川ディレクターが取り入れていましたが、市川店代も次回はこんなところも是非心に留めて臨んでもらうと一層よい講演になっていくのではないかと思います。
かくいう私自身も、このことを改めて自分に言い聞かせるという意味を込めて、本日ブログに記させてもらった次第であります。
とにかく、上司が喋ってばかりいては駄目。
「研修」とかを行なっても、“やりっ放し”じゃ駄目なわけです・・・。
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