胃カメラ

2009.08.25
    

昨日は、生まれて初めて『胃カメラ』を飲みました。「下」から入れる内視鏡は何度も経験していますが、「上」から入れるそれは初めての経験なのです。 実はここ数ヶ月の間、胃の具合がすぐれなかったのです。辛いもの等、刺激物を好む私ではありますが、特別、刺激物を食べていないにも係わらず胃がムカムカ、「爽健美茶」を飲むだけでムカムカ、常に違和感があって、何らかの胃薬を常用しているような状態だったのです。 先日、いつものように市販薬の「ガスター10」を購入に行った際、薬剤師の説明をはじめてまともに聞いて、「こりゃ、まずい!」と思ったのです。 第1類医薬品に指定されている「ガスター10」という薬は、医師が処方する薬よりも相当強力で、これを服用すると症状が一時的に治まるのです。ですから、本来ならお医者さんに診てもらわねばならないような状態の人であっても診察に行かなくなり、かえって症状を悪くすることがあるのだそうです。「胃潰瘍(いかいよう)」は薬で治すことが可能であるにも係わらず、これを続けることによって手術をせねばならないような破目に陥ることがあるとのこと・・・・。 それを聞いたものですから、早速、専門医に診てもらうことにしたのです。 『胃カメラ』を飲むことになり、正直なところ少し憂鬱な気分にもなりましたが、終わってみれば、思ったほど苦痛ではありませんでした。悩んでいる人は思い切ってやるべきだと思います。これだけ医学が進歩した今日、放置しておいて手遅れになることほど馬鹿らしいことはありません。 やはり、”健康第一”。仕事も遊びも全ては、健康だからこそできるものなのです。 仮に私が健康を大きく害するようなことになった場合、経営者として「しっかりした仕事」・「正しい判断」ができなくなり、それによって社員を路頭に迷わせるような事態になりかねません。そんなことは決してあってはならない事で、そういった意味からも”健康管理も仕事のうち”というふうに捉え、細心の注意をはらって参りたいと思います。