菅首相は本日午後、東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県を対象に新型コロナウイルス特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の再発令を決定します。
期間は、明日8日から2月7日までの1か月間となるようです。
しかし、この感染状況を鑑みると1か月では到底無理でしょう・・・。
おそらく期間延長がなされ、最低2月末まではダメのような気がします。
また、地元愛知においても近々対象県となるだろうと思います。
つい1か月前までは「GoToトラベルはOKだ」 と政府が言い張っていたのに、この有り様です。すべてが後手後手、決断が遅すぎです。
また、今回の緊急事態宣言の内容も中途半端なものに思えてなりません。
やるときは徹底的に、一気に感染を静めないことには、ずるずると悪い流れが続き、経済に及ぼす影響は余計に甚大なものになるような気がします。
でも、終わったことや決まったことに対しグダグダ言っても仕方ありませんので、ここは国民一人一人が危機意識をしっかりと持って対処していくことが大事ですね。
皆さん、極めて重要な局面を迎えています。心を一つに頑張っていきましょう!!
さて、今日の本題。
1か月ほど前、政府が医師会等医療の専門家からGoToトラベルキャンペーンの一時中断を求められていた際に、西村経済再生担当相が会見で「GoToトラベルが感染拡大の主要な要因であるとの“エビデンス”は、現在のところ存在しない」というフレーズを繰り返していました。
昨日の会見でも使っていましたが、当時は余計に耳につきました。
西村大臣に限らず、ビジネスの場でも「エビデンス」って言葉をよく使っていますよね・・・。
いつから、わざわざこんな難しい言い方をするようになったんでしょう?
私の学生時代には、こんな言い方をしていなかったように思います。
年寄りがこんな言葉を聞いても、何のことだか意味が分からないと思います。
誰にでもわかるように、「根拠」とか「証拠」って言えばいいのに・・・。
私は、こういった言い方が好きではありません。 というか、嫌いです。
「何をかっこつけとるんじゃい!」 って言いたくなります。
こうした類の言い方は他にもありますよね。
パッと思いつくだけでも、「アジェンダ」・「アライアンス」・「コミットメント」・「リソース」等々・・・
中でも「アジェンダ」や「アライアンス」なんて言葉は、お年寄りにはまず理解できないんじゃないでしょうか?
私自身も、この言葉の意味が当初わからず、調べた経緯があるくらいですから・・・。
「エビデンス」: 証拠、根拠
「アジェンダ」: 議題、議事日程、行動計画
「アライアンス」: 提携
「コミットメント」: 責任のある約束
「リソース」: 資源、資産
日本語に無い全く新しい言葉(外来語のようなもの)を、新しい単語(新しい日本語)として使い、普及させていくことはいいことだと思います。
というか、必要でしょう。
ですが、上記のような言葉はどうでしょう。
わざわざ難しい単語に変える必要はないと思うのです。
皆さんはどう思われますか?
私は、英語が決して苦手な訳ではありませんが、ビジネスの場において、今後も絶対に「エビデンス」・「アジェンダ」・「アライアンス」等の “かっこつけ言葉” は使いません。
今日の写真は、「おせち」の中に入っていたエビで(ん)す。
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