“ありがたい”の心

2021.07.23
    


心の持ち方いかんで私たちの “仕事の成果” や “人生” は大きく変わってきます。

「心の持ち方」とは、言い換えれば 「考え方」 ということになります。

前回のブログ記事で 『人生方程式』(考え方×熱意×能力) について記しましたので、それを読んでいただければ、その理由も理解いただけると思います。


しかし、一言に「心の持ち方」とか、「考え方」といっても、なんとなく漠然としていますので、今日はその中の「感謝する心」について触れてみます。


以前読んだ 『社長のノート』(長谷川和廣・著/かんき出版) という書籍の中に「なるほど」と思える具体的な記載がありましたので、この場で紹介をさせてもらいます。

以下は、『社長のノート』 からの抜粋です。



仕事をしていると「なぜオレがこんなことしなきゃいけないんだ」と、自分だけが割に合わないことをしているような気分になることがあります。

他の人が起こしたクレーム処理を任される、人気のない部署に転属されるなど、どうしても“被害者意識”を持ってしまいがちです。

しかし、ネガティブな心境のままで仕事をしても、うまく運ぶはずがありません。

私が20代の頃、上司によく「おまえ、“ありがたいの心” を持っていないと辛くなる一方だよ」と言われました。

アポイントの時間より前に取引先に伺ったのに、受付で1時間以上待たされていたときも、「向こうもオレたちを待たせるほど忙しいのに、時間を作ってくれたんだ。ありがたいと思っておけ」というのです。上司のその一言でイライラした心がスーッと収まって、商談もうまくいきました。

自分の都合ばかりで物事を考えていると、“ありがたい”と思う気持ちは薄れてしまいます。実はそこに仕事を滞らせる落し穴があるのです。



如何ですか? 「なるほど」って感じではないですか?! 

私のブログは当社社員の多くが目を通してくれています。

これを読んだスタッフの面々が 「素直に“ありがたい”と思える心」 を持ち続けてくれるようになれば、私はとても嬉しく思います。



さて、いよいよ東京オリンピックが始まりましたね。

私はコロナの感染拡大が続く中でのオリパラ開催には否定的意見の持ち主でしたが、こうして開催することになった以上は感染予防対策に万全を期していただいて、無事に閉幕の日を迎えることができるように祈っています。


何だかんだ言っても、一昨日は女子サッカー、そして昨日は男子サッカーをテレビ観戦しましたし、最終的に日本選手団がいくつの金メダルを獲るのか、結果が気になります。


私はテレビを通じて “観戦” しますが、アスリートの皆さんには “感染” しないよう充分に気をつけて頂き、今まで培ってきたものを悔いなく全て出し切って欲しいと思います。

頑張れ!ニッポン!!