昨日は久しぶりの「東京出張」でした。いつ以来か、すぐに思い出せないくらいです。
3年前までは 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(通称:日管協)の理事(兼:東海ブロック長)を務めていましたし、コロナ前でもありましたので、何やかんやで毎月のように東京へ出張していました。 あの頃が懐かしく感じます・・・。
さて、昨日の出張について。
昨日は 全国賃貸管理ビジネス協会(通称:全管協)の 『創立30周年記念大会・交流会』(於:帝国ホテル) に出席するのが目的でした。
当初5月に開催される予定でしたが、コロナの感染拡大から半年遅れの今月に日程変更がなされました。参加者も同協会の役員・代議員・職域支部長等を中心に関係者700名?程度に絞っての開催となりました。
記念大会では、まず同協会の高橋誠一会長から「全管協ビジョン」の発表がなされた後、「創立30周年記念事業」(全4事業)の紹介、「功労者顕彰」、休憩を挟んで、前内閣官房「成長戦略会議」議員で、小西美術工藝社代表取締役、テレビのコメンテーターとしても活躍中のデービッド・アトキンソン氏の基調講演が行われました。
交流会においては、ちんたい議連会長の石破茂衆議院議員・菅義偉前総理・茂木敏充自民党幹事長から挨拶・祝辞を賜りました。
※今日の写真は、スクリーンに映し出される菅前総理。とてもにこやかな表情で饒舌にお話をされていました。総理退任前とはまるで別人。在任時は、私達が想像できないくらいのプレッシャーの中で職務に邁進されていたんだろうなぁ・・・ と感じました。
我が国ではコロナも終息に向かっているように感じますが、心配なのは “アフターコロナ” です。 新型コロナの関連給付金や助成金・補助金および経済対策費で膨れ上がった国の支出を埋めるためには将来的な “増税” は避けて通れません。
目をつけられそうながのが「家賃」。ここに消費税を課せば一気に回収が進みますからね・・・。
でも、国民生活の根幹を成す「住」の部分に課税がなされば、それこそ一大事です。
現状、事業用物件の賃料には消費税が課されていますが、居住用(住宅)の家賃は非課税となっています。ご存じない方も多いと思いますが、以前は居住用の家賃にも消費税が課せられていたことがあるんです。「居住用物件の家賃に消費税をかけない」と定められたのは平成3年のことで、非課税になったのはそれから後のことなんです。「ここには課税しちゃイカン!すべきではない」 となったのです。
ですから、それは今後も堅持しなければなりません。
全管協は 「ちんたい議連」 を通じて、家賃に対する消費税非課税を訴え続ける、そんな決意表明も高橋会長からなされました。
それに対し、当社を含め、全管協に加盟する全国約1,800社が協力を惜しまないことが重要だと強く感じた次第です。
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