日本では「謙遜は美徳」だとされています。しかし、TPO(時間・場所・場合)をわきまえた上での謙遜は必要ですが、相手が本気で褒めてくれているのであれば、それを有難くいただいて自分のパワーにすべきだと、エッセイストの浅見帆帆子さんが著書の中で述べておられます。
皆さんは、誰からか何かを褒めてもらったようなとき、どんなふうに言葉を返していますか?
「いえいえ、そんなことないですよ・・・」とか、「自分なんてとてもとても、全然ですよ・・・」とか、恐縮した言葉を返していることが多くないですか? まぁ、大体の人がそうなんだろうと思います。
でも、こういう時には掛けていただいた言葉(褒めて頂いた言葉)を有難く受け止め、決して否定しないことが大事だ・・・ と浅見さん。
否定は、自分にとっても“マイナス”となるので、わざわざ否定することなどないとのことです。
こんなときは、「ありがとう。嬉しい」と素直に受け取ればOKで、また、「君なら将来きっとこうなるかもよ・・・」というような自分にとって嬉しいことを冗談交じりに言われたときも、「そんなこと、私には無理ですよ~」なんてことを言う必要も無く、「そうなれたら嬉しいですよね」と答えるべきだと述べておられます。
本当に自分には不可能で、たとえなれてもそうなる必要も無いと思ってる場合は別として、多少なりとも「そうなれたらいいなぁ」という思いがあるのであれば、わざわざ否定する必要など無いと力強く述べておられます。
なるほど!って感じじゃないですか?
「言葉は、“言霊”(ことだま)とも言われ、物事を形にする大きな力がある」と普段から周りに言い、自身のブログやツイッターにもそんなようなことを記している私が、たとえ、それが謙遜の意味であったとしても、“否定語”を使っていたんじゃおかしいですよね。
浅見さんのこの言葉に触れて以来、人から褒めてもらったら、素直に「有難うございます。嬉しいです」、「そうなれたらいいですよね」、、、 そういった類の前向き言葉を返していくことを固く誓い、実践し続けている私であります。
さあ、今日もガンガン顔晴(がんば)っていくぞ!! ٩( ᐛ )و
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