商談相手にシッカリ話を聞いてもらう手法

2022.09.04
    


今日は、商談相手に自分の話をシッカリと聞いてもらいたいときに有効な手法を紹介させていただきます。

昔、私がサラリーマン時代に先輩から教えてもらった手法ですが、先日ある方が同じことを言っておられました。

やはり、それなりに有効というか、今も昔も変わらぬ普遍的な手法なのかもしれません。


それは、「蛍光ペン」を用いて資料にマーキングをしながら話すというものです。

あまり乗り気でない相手方であっても、説明する側がこの手法を用いると、前へ乗り出すような姿勢で話を聞いてもらえますし、そのマーキング箇所に自然と注目することになるのです。


私も「蛍光ペン」こそ使っていませんが、無意識にこれと同様の手法を使っている(いた)ことに気づきました。


当社ではここ10年内で「宅地建物取引士」の有資格者が格段に増えました(半数以上の社員が資格を有しています)ので、今では私が不動産取引に伴う「重要事項説明」を行なうことは、ほぼ皆無の状態になっていますが、以前私がそれを行なっていた際には、赤・青・黒の「三色ボールペン」を用いて、重要箇所にラインを引きながら、また、その中でも特に重要といえるところは、グルグル~っと大きな丸で囲んだり、重要な用語等を書き込んだりしながら、行なっていました。


殆どのお客様が、私の話を身を乗り出すようにして聞いてくださっていましたし、質問も色々としてくださいました。

中には、「よくわかりました。ありがとうございます」とお礼を言ってくださる方もいらっしゃいました。


「色ボールペン」や「蛍光ペン」一本で、相手の関心をグッと引くことができるのは事実です。

話をしているこちらサイドも、相手にしっかりと聞いてもらえることにより張り合いも生まれます。


昨今、デジタル技術の向上とともに、ビジネスシーンではタブレットを用いながら商品説明や営業活動をするケースも増えています。

でも、個人的には、この アナログ的な手法の方が相手に響くような気がしますので、是非一度試してみてください! すぐに、その効果を実感していただけることと思いますよ!!