頑固な頭が成長を阻害する

2023.02.03
    


今日は節分。写真は、ある方からお贈りいただいた「銘菓 福ハ内」です。

今年で創業220年を迎える京都西陣の老舗「鶴屋吉信」の品で、縁起の良いお多福豆の形をした白あん入りの焼菓子です。桝をあらわす木箱には、「ますます」の繁盛を願う思いが込められているのだとか・・・。 今年の福を願いながらいただこうと思います。Mさま、ありがとうございます!!


では、今日の本題へと話題を変えさせてもらいます。


人の話を聞いているようで、実は聞いていない・・・。会社方針や上司からの指示についても「ハイ!」と返事はするものの、心の中には反発がある・・・。こんな人って意外と多いものです。 

そういう人の心の奥底では、「会社や上司が言っていることは間違っている。自分が正しいんだ」と思っているわけです。


かくいう私も、サラリーマン時代はそうでしたし、自分で商売を始めてからも周りの先輩社長等からのアドバイスに対し、そんなふうに思っていたところがあります。「オレは意志が強いから・・・」と、うそぶいてもいました。 


しかし、それでは「変わりゆくマーケット」に対応することはできません。

「十年ひと昔」という言葉がありますが、昨今のような変化の激しい時代となってくると「五年ひと昔」、ひょっとしたら「三年ひと昔」と言ったほうが適切なのかも知れません。見通せるのは、せいぜい一年先・・・と言っても過言ではないような気がします。


「意識改革」が出来ない人は、過去のやり方に固執するものです。

ちょっとした「成功体験」がある人や、様々な経験を積んできた「ベテラン社員」ほど、その傾向が顕著かも知れません。


しかし、前述したとおり、今は「三年ひと昔」なのですから、仕事のやり方に変化をもうけないことには生き残ることができません。 過去のやり方では、もはや通用しない時代なのです。


「意志が強い」という言葉は、言い方を変えると「頑固」とも言えます。

「頑固」・・・、それはそれでいいのかも知れませんが、ある程度の “柔軟性” が絶対に必要なんだと思います。

その “頑固な頭” が、自分の成長を阻害していませんか?

冷静になって自問自答してみると良いかも知れません。