「一期一会」(いちごいちえ)、、、
これは、もともと茶道の精神性を説いた言葉で、「今日の一会は生涯に二度とない会だと思い、主客ともに誠心誠意、真剣に交わることが肝要である」という心得を説いたものであります。
よく勘違いされていることでありますが、「一期一会」とは、「一生で一回しか会えない」というような意味ではありません。
「もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」ということなのです。
ここで我々の「寿命」を考えてみます。
2019(令和元)年における日本人の “平均寿命” は、男性が81.41歳、女性が87.45歳となっています。
一方で、“健康寿命”(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)で見てみると、同じく2019(令和元)年のデータで、男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。
そういう観点からすれば、私も“平均寿命”まで「あと22年」。“健康寿命”で見ると、「あと13年」しかない計算になります・・・。
大事なのは、“平均寿命” ではなく “健康寿命” ですので、この数字を目の当たりにすると焦ります。💦😣
「命とは時間である」、、、
そう考えると、無駄な時間を費やす気にはとてもなれません。今この瞬間は、「今」しか経験できないわけですから・・・。
5分後に「今」は無いのです。
そんな観点からすれば、折角の出会いを活かしたり、楽しんだりできなければ、それはすごく勿体ないことですし、その時間が無駄な時間で終わってしまったのであれば、相手方に対しても申し訳ないことです。
その時・その時、その一瞬・一瞬の「出来事」や「行ない」がつながりあって、自分の「人生」となるわけです。
ですから、「一期一会」の精神を念頭に置き、常に“一生懸命”を忘れない自分でありたいと思う次第です。
写真は、清須市役所玄関前で撮影した「ソテツの花」(満開状態)です。
実はコレ、10年~15年に一度しか開花しないと言われている珍しいものなんですよ・・・。
また、コレを見ると「幸せになれる」とも言われている縁起物なんです。
であるならば、ブログのアイキャッチ画像にしよう!ということで、本日掲載させて頂いた次第です。
仮に私が“平均寿命”まで(あと22年)生きるとすれば、このソテツの開花を見ることができるのは「1~2回」、“健康寿命”(あと13年)で言うなら「1回」、ひょっとしたら、今回が最後ということもありえます。
まさに「一期一会」の精神で鑑賞しないといけません・・・☝️😅
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