「実行報告」ちゃんとできていますか?

2022.06.13
    


ビジネスに従事する皆さんですと、『ホウレンソウ』という言葉は誰しも耳にしたことがあると思います。ビジネスの基本でもある「報告」・「連絡」・「相談」の頭文字を取って、覚えやすくした言葉です。

今日は、その内の「連絡」について、またその中でも “実行報告” にスポットを当てて記させていただきます。


“実行報告”とは、「他人から頼まれてやった結果の報告」のことです。

この実行報告を相手方から催促される前に先手でやることは、ビジネスパーソン(組織人)として極めて重要ですが、読者の皆さんはシッカリと出来ていますでしょうか?


指示を受けて、それを実行した。でも、それだけでは仕事は終わっていないのです。どんなことでも、その結果を指示した人に報告して、「そうか」とか「わかった」などと言われてはじめて、その仕事は完結するのです。

終わったけれど報告をしていない場合、これは“やりっ放し”ということになります。


実行報告は、相手方から催促される前に、行なうのが原則です。

「ちゃんとやってくれたんだろうか?」と心配をかけるのはビジネスパーソン(組織人)としてまずいことです。

やり終わったことはやった人がよく知っていますし、簡単なことなんですから、やった人が先に報告するようにしないといけません。

また、何らかの事情があって終わっていないような場合は、その旨を報告すべきです。


頼んだ人は、実行者が報告することによって、それについて次にやらねばならないことを思い出したりもしますし、仮に上手くいっていない場合は、対策を練ったり、指示したりすることもできます。


「あれ、どうなっている?」などと上司から言われるようでは駄目です。

その人の評価は下がりますし、また、そういう職場はミスも多くなりがちです。

円滑な組織運営を進める上でも、これは極めて重要ですのでシッカリ心しておかねばなりません。



今日の写真、当初「ほうれん草」にしようと思ったのですが、やっぱりそれは可笑しいと思いましたので、「紫陽花」(あじさい)の花でいかせてもらいました。先日妻と行ったお蕎麦屋さんの玄関先で撮影したものです。