小才が利くと、それで好い気になって、大才にならぬ。
結局は、策士・策に倒れるということになってしまう。
むしろどちらかと言うと愚、
少々頭も悪く、小才も利かぬような人間の方が、
根が真面目なだけに、
修養努力して大人物になることが多い。
あいつは少し馬鹿だと言われる人間が、
賢いなどと言われる人間の企て及ばぬ人物になる。
これは、人の道や指導者のあり方を説いた昭和の思想家、安岡正篤氏の言葉です。
能力・才能の劣る私からしたら、とても「勇気」が湧いてくる言葉であります。
この文章を読んだら、以前に通っていた某経営塾において、塾長が述べておられた言葉を
思い出しました。
それは、 「中小企業の経営者は、明るく元気でパーがいい」 というもの。
潜在意識に到達するほどの強い願望を持って、明るく元気に、ひたすら努力を重ねる。
そんな人には、周りも応援をしてくれるものなんだそうです。
初めから誰かに助けてもらおうなどという「依存心」を持って臨んじゃいけませんが、
結果的に多くの方から応援していただけるような人間になれたらステキですよね・・・・。
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