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当社各部門がそれぞれの朝礼の場で毎日輪読をしています『ウィズコ・フィロソフィー』、人間の煩悩の数と同じ全108項目から成っています。
その108項目目、最終最後に据えているのが、本日取り上げさせていただく 【純粋に楽しむ】 です。
フィロソフィー手帳には次のように記しています。
一つ一つのシーンを純粋に楽しむこと、これは仕事をしていく上でも、人生を送っていく上でも、決して忘れて欲しくない姿勢です。
たとえば、予期せぬ配置転換で未知なる仕事に従事することになった場合は不安もあるでしょうし、置かれた立場によってはプレッシャーも感じることでしょう。しかし、それを純粋に楽しむことが大切です。
また、レクリエーション・飲み会・コンパといった社内行事もそれぞれに意図があって行われるものです。その部分をよく理解し、たとえそれが自分にとって苦手なもの、未経験で自信が持てないものであっても、積極的に参加をし、その場その場を存分に楽しむことが大切です。いづれにしてもやらねばならないことならば、前向きな気持ちで臨んだほうがいいに決まっています。つべこべ言わずに純粋に楽しむのです。
気持ちの持ち方によって、それが、つまらなくも、楽しくもなるものなのです。一人一人がこういった姿勢を持ち続けることによって、組織に一致団結の雰囲気が醸成されるのです。
私が盛和塾での学びをベースに「フィロソフィー手帳」を完成させたのが平成20年の11月のこと。その1年か2年前に「社員旅行」を企画した際に、当時在籍していたある女性社員が 「私、飛行機に乗りたくない。そんなお金があるんだったら、ボーナスを余分に出して欲しい」、、、 そんな発言をしたのです。
それを聞いて愕然とした私・・・。
「全然わかっていない。こちら側の意図など全く理解していないし、理解しようともしないんだな」というふうに認識しました。
そんな発言が公然と出るようでしたから、当時は退職者も多く出ていましたし、一体感の欠如した情けない組織だったのだと思います。
でも、その全ては社長である私の責任であり、ちゃんとした企業風土を築き上げていなかったのが悪いのです。
そんな反省を踏まえ、この 【純粋に楽しむ】 というフィロソフィーの一項目をしたためたわけです。
当社の108項目あるフィロソフィー、その全てが大切な考え方なのですが、その中でも私個人的には思い入れのある項目であったために最終項目に据えた次第であります。
例年6月に行なっている当社の社員旅行、昨年は 『山形さくらんぼ狩り&蔵王温泉』の旅 を企画していましたが、コロナの感染拡大からやむなく断念。
今年はコロナが落ち着くことを見越して10月下旬に設定。
『高千穂峡(宮崎)&黒川温泉(熊本)』 をメインとした2泊3日“九州の旅”で、他にも、由布院・太宰府・博多・門司・下関を巡ります。
ただ今回は、ワクチン未摂取の社員や、世の中の雰囲気を考慮して、“任意参加”(不参加のスタッフは通常業務)としました。
その旅から戻ったのが昨日。
参加したメンバーは思い思いに旅行を楽しみ、交流を深めてくれたはずです。
こういう時期だからこそ、社内の一体感が余計に大事になってきます。
来年は、“全員参加” の旅行となることを切に願ってやみません。
写真は、長年の念願だった「高千穂峡」でのワンショット。
すっごい幻想的でしょ・・・。
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