「公私のけじめを大切にする」 ウィズコ・フィロソフィー

2010.06.19
    

昨日は、[盛和塾]の名古屋自主例会に出席して参りました。
例によって2名の塾生による 「体験発表」 がありましたが、素晴らしい発表で、大いなる刺激を
頂く事ができました。帰宅してからも、その内容を妻に話したり、ちょっぴり興奮気味の私でした。
 
私も私なりにしっかりと頑張って、「経営理念」に則った 「経営の目的」 を果たしたいと思います。
そのためには、全社員の意思を一つに、いわば、”ベクトル” を合わせていく必要があります。

このような観点から、日頃私が[盛和塾]において教わっている稲盛哲学(経営哲学・人生哲学)
をベースにしながら、当社オリジナルの 『経営理念手帳』 をつくらせて頂きました。
自分なりの考えも追加しながら全部で108項目。(”煩悩”の数と同じです) 
『ウィズコ・フィロソフィー』 という名で呼んでいます。
 
昨年の仕事始めの日(1月4日)より、各部署毎日の朝礼時に手帳を輪読、感想を述べ合うという
形式で理念浸透に努めているところです。
 
今日は、そのフィロソフィーの中から 「公私のけじめを大切にする」 という項目をご紹介します。
 
 
「公私のけじめを大切にする」
[仕事をしていく上では、公私のけじめをはっきりつけなければなりません。プライベートなことを勤務時間中に持ち込んだりしてはなりませんし、職務上の立場を利用して取引先から贈与供応を受けるなど、個人的にうまい汁を吸おうとする行為も厳に慎まなければなりません。 当社が、仕事を通じての頂き物を個人のものとせず、皆で分け合っているのもそのためです。これは、些細な公私混同であっても、それがモラルの低下を引き起こし、ついには会社全体を毒することになってしまうと考えるからです。 また、会社の立場を利用して個人的に利益を受けるということは、仲間に対する「背任行為」でもあるのです。 私は、人間の中で最もレベルの低いのは「卑しい人間」だと思うのです。社員をそんな人間に育てないためにも公私の分別をはっきりさせる必要があるのです。 私たちは公私のけじめをきちんとつけ、日常のちょっとした心の緩みに対しても、自らを厳しく律していかなければなりません。]