「私」を基準にしない

2022.08.09
    


写真は、先週の金曜日(8月5日)に当社が加盟する 公益社団法人全日本不動産協会愛知県本部(通称:全日愛知)が 愛知県稲沢市との間で交わした『稲沢市における空家等対策に関する協定』締結式での1シーン。“記念撮影” です。


私の隣、中央右が稲沢市の加藤錠司郎市長で、中央左が全日本不動産協会・萩原幸二愛知県本部長、左端は同・久野元道事務局長です。ちなみに、私は同・副本部長を拝命しております。

また、私は同協会の「無料相談委員長」も仰せつかっていることから、協会が現在 “最重点課題” の一つとして掲げています愛知県内全自治体との空家協定締結の総責任者でもあるのです。


協定締結の意義・目的等については、このブログ内でも幾度となく取り上げています(R3年9月14日/11月18日/12月18日/R4年1月17日)ので改めて記すことは省かせてもらいます。


本日現在の協定締結済み 及び 日程が確定している自治体は以下のとおりです。

 ・名古屋市  ・豊橋市 

 ・春日井市(商工会議所)

 ・小牧市   ・清須市

 ・あま市   ・愛西市

 ・知多市   ・常滑市

 ・岡崎市   ・稲沢市

 ・一宮市(10月11日調印式)


無料相談委員会は、7人のメンバーで構成されており、私も “実働隊” の一人でもありますので、本業の空き時間を見つけては自治体への訪問を続けています。

ちなみに、上記の内、清須・あま・愛西・稲沢・一宮の5市は私が交渉にあたり、話をまとめてきました。

私が担当する名西支部内で未締結の自治体は残り5市町村(2市・2町・1村)。

なかなかハードルは高いのですが、来年5月の任期終了までに全自治体との協定締結を目指し、最後の最後まで もがく決意であります。



それでは、この辺で今日の本題へと移ります。

「この人、おかしいだろ?!」、「ちょっと感覚がずれてないか?」、こんなふうに思うようなことってありますよね。 思うだけならいいのですが、腹が立ってきたりすることもありませんか?


実は、前段で記した空家協定に向けての行政訪問においても、こんなふうに思うことがあります。こちらサイドは公益社団法人として、社会貢献的 かつ ボランティア的な意味合いで協力を申し入れているのです。なのに、担当者が面倒だと感じるのか、一向に進まないというか、上司に話さえ上げていないと感じられる自治体も存在するのです・・・。(全ては、“担当者次第” であるというのが実感です)


しかし、怒りの感情は「百害あって一利なし」。

自分自身の身体にも精神的な悪影響を及ぼしますし、そんなことで腹を立てている自分の価値を下げることにもなりかねません。


私の大好きな、あの斎藤一人さん(銀座まるかん創設者)が、お弟子さんたちに語った言葉で次のようなものがあります。


魚も別々。人間も別々。ドジョウとアユはカッコが違うから、違いがわかりやすいけど、人間は同じカッコをして、同じようなところに住んでいるから、つい自分と同じと思いがちだけど、じっと観察してると、全然違うんだよ。観察していれば必ずわかる。わからないのは、わかろうとしないからだよ。「私だったら…」って、いつまでも「私」を基準にしちゃいけないんだよ。


そうなんですよね・・・。

どうしても私たちは、自分を基準に物事を考えてしまう癖があります。

しかし、人間は顔も違えば価値観も生活背景も違うわけですから、考え方や感覚が全く同じだなんてことはないのです。

ひょっとしたら、自分の方が “おかしい” と周りの目には映っているかもしれません。


先ずは、その点をシッカリと認識する必要があります。

そもそも、いろんな考え方の人、自分では思いもよらない行動をする人がいるからこそ、この世は面白いのかもしれません。


かたよらない、こだわらない、とらわれない、 そんな心が大事です!


とは言うものの、常にそんな心でいられるかと言えば、正直なところ自信はありませんが、何事も修行、それも “修行” の一つだと捉え、顔晴(がんば)って参る所存であります!!