「賃貸仲介業」の素晴らしさ

2022.10.18
    


昨日のブログにも記しましたが、本日当社は『集団面接会』(採用面接)に参加します。賃貸仲介事業部(アパマンショップ)において1名ですが増員を図りたいのです。

そこで今日は、以前記したブログ記事を復刻させていただき『賃貸仲介業の素晴らしさ』を求職者の方にお伝えさせていただこうと思います。


今から12年前の「2010年6月30日」に記した記事の一部を以下に抜粋・転載させてもらいます。↓↓↓↓


賃貸仲介の現場では、様々な人間模様を垣間見ることになります。

新入学に新社会人、新婚さんといったオメデタイというか、幸せな「お部屋探し」もあれば、その逆もあります。 商売に失敗された方や、離婚の方・・・


今日書かせていただくお客様は、まさに逆のケース。

以前、私がまだ仲介店舗の店長をしていた頃の話です。

その理由は忘れてしまいましたが、離婚をされることになった女性のお客様でした。

実は、そのお客様が結婚された際には、当社で新築の賃貸マンションをご契約いただいていたのです。その後、1年程でご離婚されることとなり、奥様のほうが再度当社をご利用いただいたという形です。


当初ご来店いただいた際には、屈託の無い笑顔がステキな方で、ハキハキとした喋り口調が印象的な方でした。ほぼ1年ぶりにお会いしても相変わらずハキハキしておられましたが、その疲れた表情が気になったのを覚えています。

よく聞くことではありましたが、「結婚」と比べて「離婚」は相当パワーを使うんだなぁ・・・ と感じた次第です。


地元にご実家がある方でしたが、実家には戻らず一人で暮らすとのことで、実家の隣接町で、随分と賃料を下げたお部屋で契約をされました。

鍵をお渡しした際に、お客様から「色々ありがとうございました」と言っていただきましたが、そのお顔が何となく寂しそうだなぁとも感じました。


それから何年経った頃だったか、そのお客様から「お手紙」が届いたのです。

そこには、「その節はお世話になりました。・・・(中略)・・・ 紹介して頂いたお部屋に住んだおかげで、素晴らしい出会いがあり、結婚することになりました」といった旨の内容が記してありました。

その地に住むことになったのがキッカケで出会いがあったのか、詳細はよく分かりませんが、とにかくあの時の引越しにより運命的な出会いがあったんだなぁ、と認識をしています。


そのとき強く感じたのが、我々が日々行なっている「不動産仲介業」ってスゴイ仕事だなぁということ。我々がどこの物件を紹介するかで、その人の人生が大きく変わることもあるんですから・・・。

賃貸仲介で言えば、今日ご紹介したようにお客様からお礼を言われたり、同時に空室を抱える家主様からも物凄く喜んで頂けるわけです。

「賃貸仲介業」、こんな素晴らしい商売、職業はありません!!