がんばれ!JAL 

2010.04.10
    

昨日は、『第106回盛和塾・名古屋自主例会』 に出席しました。
 
勉強会では、代表世話人の山田久利さんが 「有意注意、無意注意」 というテーマで体験発表
を語られました。
「有意注意」とは、「物事に対し、細心で最高の注意をもって当たらないと判断を誤り、ミスを犯す
ので、全ての情報に対し最大の注意を払うことを習慣化しなさい」 といった教えです。
 
山田さんの発表では、「有意注意」でことに当たることの重要性を示唆されると同時に、
「足るを知る」ことの重要性を訴えておられました。
 
私も、12月の例会において発表をさせていただくことになっています。
どこまでの発表ができるか分かりませんが、当日までの時間はタップリありますので、
それまでに会社経営の充実を図ると同時に、内容についても練りに練って、万全の態勢で
臨みたいと思っています。
 

 

昨日は、山田さんの体験発表に引き続き、JAL(日本航空)を盛和塾をあげて支援していくという
「JAL応援団」 についての詳細説明がなされました。
全国にいる約5500名の塾生が、それぞれ100名の知人に、 「JALに乗ってください」、
「JALの職員に激励の声がけをしてください」 ということを依頼し、『55万人有志の会』 を
作ろうという ”草の根運動” です。
JALからも、名古屋支店長さんらがお越しになり、一連の件に関する「お詫び」と「協力要請」がなされました。
 
さて、JALに関してですが、ある塾生さんが語っておられたことで感服したことがありますので、
ご紹介させていただきます。
JALの稲盛会長(盛和塾・稲盛塾長)についてのお話です。
 
どこかの新聞に特集記事として載っていたとのことですが、
JALがアメリカン航空との連携を取るか、デルタ航空との提携に移行するかを巡り紛糾した会議
の中において、稲盛塾長(会長)は、「これまでお世話になった人を裏切るような行為をして
はならない」 という見解を示されました。
いつも私たち塾生が教えて頂いている価値判断が示されたわけです。
しかしながら、「戦略的には逆の決断をすべきだ・・・」 という意見を強く打ち出す人も多数いた
のだそうです。
 
その際に、稲盛塾長(会長)は次のように言われたそうです。
 
「私はアメリカンがいいと思いますが、あなた方がデルタがいいと言うのであれば、
それでも構いません。いずれにしても、責任は私が取ります。」
 
何てかっこいい! (”かっこいい”なんて一言で済ましたら叱られますよね・・・)
リーダーとしての ”あるべき姿” を身をもって示していただいたという感じです。
 
「盛和塾生」として、いや、「日本国民」として、JALの再生を強く願いたいと思います。