ちょっとした一言を惜しまない

2011.07.28
    

定休日であった昨日は、次女(小3)を連れて犬山市にある『お菓子の城』へ行ってきました。長女(大3)が幼い頃には、私たち夫婦も若かったからでしょうか、幾度となくここを訪れていました。
次女にとっては2度目の『お菓子の城』だと思いますが、はたして何年ぶりでしょう・・・。すごく懐かしく感じました。
写真は、「クッキー」をつくる妻と次女です。 私は、その間ずっと「読書」です。ときおり二人がクッキーづくりをしている様子をカメラに収めていましたが、撮った写真を確認していると自然と笑みがこぼれ、何だか不思議な幸福感に包まれました・・・。
これまでは何とも思わなかったような光景が、昨日は妙に有難く感じる私がいました・・・。
   
さて、この辺で今日の本題へと徐々に話を移行させたいと思うわけですが、『お菓子の城』は “ありがとうのテーマパーク” というコンセプトになっています。
以前にも記させて頂いたことがあるような気がしますが、当社の掲げる今年度のテーマも 「ありがとう」 なのであります。
本社の朝礼時においては、前の日に「ありがとう」を “言った数”、”言われた数” をお互いが発表しあうような形をとっています。 人に「ありがとう」と言ってもらうため(感謝をしてもらうため)に何かをしているわけでもないので、”言われた数”については余り意識をしていなくてもよいかと思いますが、”言った数”については「ありがとう」を習慣づけするという意味でも意識して数えていくべきだと思うからであります。
 
たとえば、コンビニで買い物をしたようなとき、こちらから「ありがとう」を言うのです。
お金を払うのはこちら側であっても、そのコンビニがそこに存在しなければ、また、その店員さんがレジ台のところにいてくれなければ必要なものが購入できないわけですから、「ありがとう」なのです。
 
私は今、”ありがとう星人” と化しています。「ありがとう」が自然と口をついて出てくるようになりました。
昨日も妻に対し 「いつも支えてくれて、ありがとう」、次女に対しても 「お父さんとお母さんの間に生まれてきてくれて、ありがとう・・・」 こんな言葉を言ったりしました。
次女に対する言葉については、このところ何度も言い過ぎで、最近は本人から “うざい” と言われちゃっていますが、とにかく「ありがとう」が習慣化しています。

読者の皆さんの中には、心の中では感謝をしているにもかかわらず 「ありがとう」 という言葉を口に出していない人、何となく恥ずかしい感じがして口に出せない人も結構いらっしゃるのではないでしょうか・・・。
でも、口に出さないことには決して相手に伝わりません。
「会釈をすれば伝わるだろ・・・」と言われる方がいらっしゃるかも知れませんが、それでは不十分です。
たった一言、「ありがとう」という言葉を口に出すだけ・・・。 たったこれだけで、相手に与える印象は全く違うものになるような気がします。
 
別に「ありがとう」という言葉でなくても構いません。 その言葉で、相手の気持ちが明るくなるような言葉なら何でもいいのです。
ちょっとした一言を惜しまないことが、円滑な人間関係を構築していく上では極めて重要なポイント、また、自分自身の好感度アップにも繋がると思いますが如何でしょう・・・。