ちょっとの差で勝負が決まる

2012.02.26
    

プロ野球も「オープン戦」が始まり、球春到来!といったところです。
我が『北海道日本ハムファイターズ』は昨日が初戦でした。
 
若き4番中田翔が3打数3安打、特大の場外弾もあり、大活躍!!
楽天に対し「7対5」で勝利。 幸先のいいスタートを切りました・・・。
今年のファイターズ、野球評論家の皆さんの前評判は高くないでしょうが(というより低いのでしょうが)、私はそこそこ戦えると思っています。
打力は、昨年より確実に向上しています。
 
昨日の試合終了後、栗山新監督は「うちの打線は12球団ナンバーワン。彼らの能力をいかに機能させられるかが僕の仕事」と言い切りました。 
 
問題は投手陣。
絶対的エース、ダルビッシュが抜けた穴をどう埋めるのか・・・、栗山新監督の手腕に注目です。
 
さて、本題。
今日は以前にも同じようなことを書いたことがありますが、”ちょっとの差”で勝負が決まる”ということについて記させて頂きます。
 
ネタ不足の折、どうぞお許しください・・・。   
例えば、プロ野球選手で、100回打席に入って打率が10割の人もいなければ、逆に、打率0割(こんな言い方はしないかもしれませんが・・・)の人もいないはずですよね。
 
一見、似たような成績の選手が沢山いるわけです。
 
打率2割7分の選手は、100回打席に入って27回ヒットを打ちます。
打率3割の選手は、100回打席に入って30回ヒットを打ちます。
 
たった3本の差。 感覚的には、”ちょっとの差”ですよね。
 
しかし、「評価」となると全く違ってくるわけです。 
 
3割バッターは、「強打者」として賞賛されることになりますし、イチロー選手のように、3割5分を打てば、それこそ「スーパースター」、大金持ちです。
 
逆に、2割7分の選手はフツーの打者。 
2割5分であれば、それこそ「凡打者」の扱いで、場合によっては解雇、不要とされちゃうのです。
 
これは、決してプロ野球の世界だけに言えることではありません。
 
私たちが「仕事」をしていく上でも、同じようなことが言えるのではないかと思います。
一見すると ”ちょっとの差” に思えるものが、実は勝敗を決することになるのです。
もうひと踏ん張りできるかどうか・・・、ここにかかっています。