カートレース in鈴鹿

2011.12.01
    

定休日だった昨日は、全国賃貸管理ビジネス協会(通称:全管協)東海支部の親睦イベントとして”カートレース”を行ないました。
会場となったのは、F1でお馴染みの「鈴鹿サーキット」です。 モータースポーツランドロングコースを2時間”貸切”で行ないました。
 
参加したのは21名。 日にちの設定が月末ということもあったんだと思いますが、定員だった40名の約半分に留まりました。 (おかげで、参加者は「カート走行」を余分に楽しむことができましたが・・・)
 
競技は次のような方式で行なわれました。
まずは、参加者を7人ずつの3グループに分け、グループ単位で「練習走行」として3周。
その後に、タイムアタック形式での「予選」です。
グループ毎に各人が5周するのですが、そのうちの最高ラップで順位づけをし、その順位の上位から7人ずつを3グループに再編成。
最後は、レース形式での「決勝」。 各人が6周をし、順位を競います。
 
カートの最高時速は60キロ。低い位置で乗っていますので、体感速度は100~120キロにもなるのです。
抜きつ、抜かれつ、スピンに、クラッシュ・・・、本格的なカートレースに始めは緊張気味だった一部参加者も、慣れてくるにつれリラックス、思いっきり盛り上がっていました。
 
「優勝」したのは、当社管理課所属の渡辺洋介社員。 10年ほど前まで、趣味で”MYカート”を所有していたというだけあって、ブッチギリの”No,1″でした。
そして、2位に食い込んだのは、当社賃貸仲介部稲沢店(アパマンショップ稲沢店)の川治聖和社員。 当社社員で”ワンツーフィニッシュ”でした・・・。
ちなみに、私は第2グループの3位でしたので、総合10位という結果になりました。
 
レースの後には、ピット上のコースを見下ろす”プレミアムエリア”に於いて、「表彰式」を兼ねた「食事会」を行ない、今回が初めての顔合わせとなった面々もお互いに名刺交換、歓談をしながら楽しい時間を過ごしました。

 
さて、今回のスポーツコンペですが、『山川杯 in鈴鹿サーキット』と銘打って開催されたものなんです。 どういう意味なのかを以下に記させてもらいます。
 
この会(全管協東海支部)には、以前、山川祐二という男がいました。 鈴鹿市内において事業を行なっていた男で、当支部の役員を務め、私の大の親友でもありました。
業者間の”横の繋がり”を重視し、仲間を徹底的に大事にする男でした。
 
しかし、その彼が3年前の12月21日に命を落としたのです。
今回と同様のカートレースは、4年前の11月に、彼の呼びかけで一度行なったことがあるのです。
その時は、当協会(当支部)の「公式行事」ではありませんでしたが、多くのメンバーがこれに参加しました。その段取り・準備・運営については、全て彼が担ってくれました・・・。

間もなく彼が逝ってから3年を迎えるということもあり、彼を偲びつつ、彼が大事にしていた”横の繋がり”を深めるというのが今回のイベントの趣旨でありました。
参加人数こそ予定より少なかったですが、そういう意味では大成功。
彼も天国で喜んでくれているに違いありません・・・。
昨日はとても楽しい一日でしたが、私にとってはとても感慨深い一日でもありました。 (合掌)