レッテル

2011.11.27
    

『人は貼られたレッテルどおりの人になる』、これはある子育てコンサルタントの先生が語っておられた言葉です。
であるなら、間違っても “ダメ” のレッテルを貼ってはいけません。
そんなことをしたら、子どもは自信を喪失し、グレて、本当に”ダメ”になっていくでしょう。
 
これは、子どもに対してのみ言えることではなく、大人に対しても言えることです。 
ですから、”イイ”ほうのレッテルを貼るように心掛けたいものです。
例えば、「あなたは礼儀正しい人だね」と言われると、その人は礼儀正しい人であろうとしますし、「あなたは優しい人だね」と言われると、その人は優しい人であろうとするもの。
自分自身に当てはめてみても、そんな気がしませんか・・・。
 
このことは会社(組織)内での「部下」に対する接し方のヒントにもなります。
部下の “イイところ” を見つけ、そこを言葉に出して褒めてあげるのです。
その “イイところ” というのは、周りと比べて “際立ってイイところ” である必要はありません。
“ちょっとだけイイところ” でいいのです。
その部分を、ことある毎に褒めてあげる・・・。 これを続けていくことにより、”ちょっとだけイイ”に過ぎなかったところが、いつしか “ホンマもん” になっていくような気がしますが如何でしょう・・・。
 
短所を消す極意とは、”長所を伸ばす”に尽きるのです。
 
  
※写真は、我が家のベランダに咲く「こんぺいとう」みたいな花。 本文とは全く関係ありません・・・。