人は他人の評価で生きている

2011.06.18
    

写真は、今週の水曜日に 『なばなの里』 で撮影してきた「あじさい」。 珍しい「あじさい」が鉢植えにされて沢山展示されていました。
この「あじさい」には、”オタフク” という名前がついています。
数ある写真の中から、何故この写真を選択したかというと・・・・
小学3年の娘が “おたふく風邪” と診断されちゃったからであります。
大人になってから罹(かか)ると面倒なことになる病気なので、子供のうちに罹っておいてよかったと思っています。 でも、ちょっと心配な私です・・・。
 
 
さて、本題。 今日は 「評価」 について記します。
自分自身に対する評価というものは、とかく甘くなりがちですよね。
「これだけの実績があって、自分でもよくやってきたと思う・・・」 こんなふうに自己分析することってよくありますよね。
でも、それは何の役にも立ちません。
そもそも、自分に対する評価なんてものは、決して自分で下せるものではないのです。
“ノムさん”こと、野村克也氏は、「自己評価」 について次のように語っておられます。

甘い自己評価は、「満足」・「妥協」・「限定」 という “三大タブー” を引き起こす元凶にもなる。 そもそも「評価」というものは常に変化していく “生き物” のようなもので、自分が気づかないうちにどんどん変わっていくものだ。
また、「評価」というものは、都度、他人から下されて始めて意味を持つもの。
自己愛に満ち満ちた自己評価なんてものは百害あって一利なし。 そんなものは頭の中から消し去ってしまえ!
 
少々きつい言葉かも知れませんが、実に的を得ていると思いませんか・・・。
例えば、会社における 「給与」・「賞与」であったり、昇進等の「人事」 が、自分の思うとおりにならないのは、自分が認められるだけの姿勢や力を持っていないことに他なりません。
そんなふうに自覚をすることこそ大切なのだと思います。
その自覚さえあれば、”周りから客観的に認められるような力” が必要だと理解することができ、評価が低いことを嘆くばかりの人間にはならないはずです。
 
『人は他人の評価で生きている』
この点を心に深く刻んでおくことが肝心でありましょう・・・・。