人生の苦楽同量

2012.01.13
    

人生は、「山あり谷あり」・・・。
人間誰しも平穏無事な人生を送りたいと思っていますが、決してそんなふうには行きません。
それが”人生”というものなんです。
 
ですから、良い事ばかりがずっと続くことなど有り得ませんし、逆に、悪いことが続くということもありません。 このことは頭にシッカリと叩き込んでおかねばなりません。
 
先日も触れた『48歳からの人生のルール』(入江光海・著/明日香出版)という本の中に記してあった言葉で、印象的だったものがあります。
思わずノートに書き留めたその言葉が、今日のタイトルとさせて頂いた『人生の苦楽同量』というものです。
 
「人生においては、苦しいことと楽しいことの量がプラスマイナスでゼロになる」 というのが、この言葉の意味であります。
 
人生において「悪いこと」が起きれば、その次には、それを補うが如くの「良い事」が起きるものだということです。
現在大きなピンチに陥っている人ほど、将来訪れる幸せな出来事が大きくなるというわけです。
だから、辛く、苦しいことが起きたって、落ち込むことはないのです。
 
「暗い出来事」は、次に起きる「明るい出来事」のシグナル。
「辛い出来事」は、次に起きる「楽しい出来事」のシグナル・・・。
そんなふうに考えればいいのです。
 
逆に、いま自分でも驚くほどの幸運に恵まれ、物事が上手くいっているとしても、それがずっと続くようなこともないのですから、決して浮かれてはなりません。 いつ何度たりとも「謙虚さ」を忘れてはならないのです。
 
『人生の苦楽同量』・・・ 
この考え方は「人生を成功(成幸)に導くために欠かせない人生観」だといって間違いありません。