大腸内視鏡検査

2009.07.09
    

一昨日は、「大腸内視鏡検査」を受けてきました。”ファイバースコープ”という直径約1㎝の柔らかい細い管を肛門より挿入し大腸粘膜を観察、大腸内のポリープ・炎症性の病気・潰瘍など様々な病気を見つけるための検査です。 稲沢市大塚南にある「たいらクリニック」で受診しました。私自身、この検査を受けるのは今回で通算8回目になります。年齢の割には、かなりの回数を受けている”ベテラン”です。 初めて受けたのは、30歳の時。血便が続き、当時の主治医のところで診てもらったところ、専門病院へ送っていただく形となり、そちらで受診。その結果、10㎜を超える大きなポリープが発見されました。細胞を検査して頂いたところ”良性”ということでしたが、「渡辺さん、運がよかったですね。5年遅れていたら・・・・」と先生に言われました。 便に混じる血は痔によるものだったようで、仮にこのタイミングで痔がなければ発見が遅れ、大変なことになっていたかも知れません。 大きなポリープを切除したため、翌年も同病院で再検査を行い、以降原則2年に1度、病院を変えつつこの検査を続けています。 これまで数回、小さなポリープが発見されており、切除してもらったときや、採らずに終った場合(病院側のミス)もあります。前々回、今から5年前の検査は誰もがその名を知る大きな総合病院でこれを受けたのですが、ひどい目に遭いました。大病院ですと、これが研修医の実習の場となることがあるようで、普通は20~30分で終わる検査が、このときは50分もかかり、途中「痛いです・・・・」と訴えると看護師の人が、「今、先生を呼んできますからね・・・・」と言ったんです。じゃあ、今検査をしている若い2人は何者なの?先生じゃないの?って感じでした。これに懲りて、前回は奥(胃に近いところ)までは観ない簡易な検査を受けましたが、完全な検査でないので不安が残ってしまいました。 今回は、それ以来3年ぶりの検査です。今回受診した「たいらクリニック」は、ここで痔の手術を受けた弟からの紹介です。院長の平先生は、名古屋大学医学部を卒業後、東京の国立がんセンターで「がんの診断と治療」を学ばれ、名古屋第二赤十字病院の外科副部長、名古屋の肛門科名門、野垣病院(桜山)で副院長を務めておられた名医で、この先生が直々、検査・施術にあたってくださるのです。 一昨日は、朝10時に下剤を飲み始め、お昼前には腸内がキレイになりました。その後、点滴で水分補給等を行い、検査を待ちます。検査室に入ったのは16時半ごろ、麻酔を投与しての施術です。目が覚めると病室のベットの上でした。19時半ごろ、先生から結果を報告いただきました。  な、なんとビックリ、3つのポリープを切除したのです。そのうち1つは直径10mmの大きなものでした。良性か否かは14日に判りますが、いずれにしろ「運がいい」ことには間違いありません。検査を受けなかったらどうなっていたことやら、神様に感謝です。 そんなこんなで、この日は術後も食事を採ることは出来ず、水分補給だけで過ごしました。そして昨日は、安静と食事も検査前日に食べた検査食のようなものだけに制限され、今日も明日も3食とも「おかゆ」を食べるよう指示されています。2週間は、カレー・焼肉・揚げ物などの刺激物およびアルコールも禁止されています。食いしん坊の私としては正直ちょっと辛いですが、”ダイエットの絶好のチャンス”と捉え我慢します。 ありがとうございます。