当てになるリーダー

2022.07.18
    


今日は今から11年前に記したブログ記事 『あてになるリーダー』 の “リメイク版” であります。 当社は今月、7月1日より「新組織体制」で業務にあたっています。そんなこともあり、前回は 『リーダーに求められる資質』 というテーマで記させていただきましたし、今日もその延長線上とも言えるような内容で行かせてもらいます。


会社の業績は、“当てになるリーダー” の数に比例する」、、、

これは、大手コンサルティング会社の某シニアコンサルタントの方が語っておられた言葉であります。

その方は、「当てにならないリーダーが増えてくると、会社の業績は悪化する」とも述べておられました。


上記 「当てになるリーダー」の数 とは、ただ単に「部長」・「課長」・「マネージャー」といった上級職に就いている人の数を指すのではありません。

ここで言う “当てになるリーダー” とは、会社方針(社長の考え方)をシッカリと理解し、その具現に向けて自らの「責任」をシッカリと果たしてくれるリーダーを指します。


部下に対し、正しい現実認識をさせ、正しい行動を徹底させ、高い目標に対し積極的に挑んでいくリーダー、過去の成功体験に固執することなく、時代の流れに沿った施策を常に追及・実行できるリーダー、そんなリーダーが求められているのです。


今後の日本経済に、以前のような “右肩上がり” を望むのは到底難しい状況となっています。ちょっと油断すれば淘汰されてしまう・・・、そんな厳しい状況です。

そんな中でも私たちは生き残って(会社を存続させて)いかねばなりません。

そのためには成果を出し続けてくれるリーダー、いうなれば “当てになるリーダー” が何人いるか? また、そんなリーダーを何人育成できるか? にかかっています。



写真は、先日の社員旅行で『石見銀山』(島根県大田市)を訪れた際に撮影したもの。石見銀山の栄山を願う大森地区の氏神「城上神社」(きがみじんじゃ)の拝殿の鏡天井に描かれた「鳴き龍」です。

龍の真下に記された丸の中に座って手を叩くと、まるで龍が鳴いているかの如く “ビンビン” と音が鳴り響きます。

私の中では、“リーダー” からは「龍」を連想しますので、この写真を採用させて頂いた次第であります。