心を込めて語りかける

2023.11.21
    


今回は久々に当社の『フィロソフィー』を取り上げさせてもらいます。

そう、“ネタの枯渇” がその理由です。💦

前回は私の「家飲み酒」について記しましたし、前々回はケータイの中に「チンアナゴ」の写真があったので、11月11日「チンアナゴの日」にかこつけて、他愛もないことを苦し紛れに記してしまいました・・・。😣

今日は、前回・前々回よりは多少 “マシ” かなぁ、、、と思います。☝️😅


当社フィロソフィー手帳のP.65に【心を込めて語りかける】という項目が存在します。

以下に、その文章を転記します。


【心を込めて語りかける】


 雄弁な人は、往々にして言葉をもてあそびがちです。話し上手で、一見好感が持てるものですが、よくよく話を聞いてみると、綿菓子のように少しも中身がない場合が多いのです。流暢に話すほうが説得力があると思われがちですが、逆に、軽薄さを感じる場合もあります。

 当社の社員には、こうしたうわべだけの話し上手を真似るようなことはして欲しくないと思います。トツトツとした語り口であっても、魂からはしりでた言葉で喋ってほしいと思うのです。

 一生懸命、何とか相手に分かって欲しいという思いを込めて、自分の言葉で心の底から話すとき、訴える力が強くなり、相手の感動を呼び起こすのです。流暢さや雄弁さには欠けるかも知れませんが、これに勝る方法はないのです。

 相手に本当に自分のことを理解してもらいたいのであれば、感情を分かち合うことです。変に技巧に走らず全身全霊を傾けて、誠実に話すのです。誠実さが、聞き手と話し手を結びつけるのです。



私は以前、息子や娘の通う学校(小・中)のPTA会長、町内会長(これは今期もやっています)、仕事関係では公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(通称:日管協)の「東海ブロック長」を務めていた(7年間)ことがあります。

そんなことから、総会や定例会、研修会・セミナー等における「冒頭挨拶」をする機会が多くありました。


毎回、「今日は何を話すべきか」を頭の中で事前に練って、また、自分が明るくない(詳しくない)内容に触れるときなどは原稿を用意して、そういった場に臨んでいました。

時折、いきなり指名されて話す場面が訪れることもある(あった)訳ですが、皆さんからの “受け” が良い(良かった)のは、間違いなくこっち。いきなり指名され、「アドリブ」で話す(話した)時です。

全然違います(違いました)!🙄w


常日頃から自分が関わっていることについては関心を持って、思考を巡らせる癖をつけていれば、突然指名されたとしても、それなりの内容のものは話せるはずなんです。

それを飾らない “自分の言葉” で伝えようとするからこそ、余計に相手に “響く” のだと思うのです。


「流暢に話さなきゃ」とプレッシャーに感じる必要などなく、それよりも「心を込めて語りかける」・「魂を込めて話す」ことに意識を向けることのほうがはるかに重要だと断言できます。


自分が話す場面があるということが事前に分かっているような場合、例えば、結婚式のスピーチとかをするような場合は、伝えるべきこと(キーワード)を箇条書きにしておき、それだけを頭に入れてスピーチに臨めばそれでOKです!!


現在の私は、所属業界団体での役職に、ことごとく「副」の文字がついていますので、話す場面が巡ってきたとしても、当初からの予定にないことのほうが多く、ほぼ “アドリブ” となっています・・・。 ☝️😄