時を待つ心

2011.02.27
    

上の写真、何処の写真だか分かりますか? 実はこれ、”マージャン荘” なんですよ・・・。
私の頭の中にある “雀荘” のイメージを根本から覆すキレイでオシャレなソレ、昨日利用した名古屋駅前にあるマージャン荘であります。 
昨夜は、当社が管理を受託させて頂いている賃貸マンションのオーナー様(Y様)が東京からお越しになられ、親睦を深めるという意味で一緒に麻雀をさせてもらったのです。

 

メンバーは、Y様と私、そして当社の社員2名および元社員でもあるH氏、計5名です。(Y様以外の2位が待機するという形態で行ないました。)
 
私が待機にまわった時、各々がどんな麻雀を打つのか 後ろから順番にチェックをさせてもらいましたが、その人の性格がもろに出ているような気がして、とても面白く感じました。
 
かくいう私はと言いますと、昔と比較すると随分と打ち方が変わってきているのを自覚します。(とはいうものの今は麻雀をする機会も殆んどなく、温泉場に行った時ぐらいしかやりませんが・・・)
昔は “行け行けドンドン”、”攻めまくり” の麻雀を打っていた私。 “大ダコ・スダール” の異名をとっていたぐらいで、勝つときは大勝ち、負けるときは大負け、通算すると完璧に負け越し といった麻雀だったのです。
ところが、40歳を越えたぐらいからでしょうか・・・、”負けない麻雀” に徹している自分がいます。
勝負どころでは勝負に打って出るものの、大した場面でないようなところでは点数を減らさないことに重点をおいて打っています。
 
実は、私の脳裏に叩き込んでいる言葉があるのです。
経営の神様、松下幸之助翁 の仰った言葉であります。
 
何事をなすにも時というものがある。「時」それは人間の力を超えた、目に見えない大自然の力である。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。 (中略) 悪い時が過ぎれば、良い時は必ず来る。時の来るのを信じて、着々と我が力を蓄えるがよい。着々と我が力を蓄える人には、時は必ず来る。時期は必ず来る。
 
これは、「時を待つ心」 を説いた “経営” についての教えであるわけですが、日常の様々な場面で思い出したりもします。 昨日のように “麻雀” を打ちながらも浮かんでくるのです。
 
さて、麻雀の打ち方は変わった私でありますが、手の進み具合が 「表情」 に出て、とても分かりやすい と指摘をされてしまいました。
これにはいささかショックの私。 う~ん、まだまだ修行が足りない私であります・・・。