自分が変わらなきゃ何も変わらない

2011.02.26
    

写真は、 “結婚記念日のお祝い” にと長女(20歳)が私たち夫婦に贈ってくれた 「お花」 です。
きれいでしょ。 自分がいつでも見れるようにしておきたいということと、皆さんにも是非見て欲しい という思いから掲載させて頂いた次第です。 ですから、今日の本文とは何の関係もありませんのであしからず・・・。
今日は、昨日の朝礼時(本社)に於いて話をさせて頂いた内容を文章にさせて頂きました。
 
私の知人の話です。
最近 彼が会社を辞めるという噂を耳にしました。 彼にとってこれが何度目の転職となるのでしょう。 私も明確に言えないぐらいになりました。
おそらく彼は今後もこれを繰り返していくような気がしてなりません。
そのうちに行き先自体もなくなっていくのではないか・・・ と心配しています。
きっと、今いる会社に不満があるから辞めるのでしょうけど、本人の人間性(人格)を根本から変えないことには、どこへ行ってもまた不満が噴出してしまうのではないかと思います。
 
このようなことは 「仕事」 に限りません。
「家庭」 においても同じことが言えるのではないかと思います。
例えば、今の家庭に不満を持っていて “離婚” を考えているような場合も、自分の考え方や人間性を変えなければ、いくら別の人と再婚をしたところで、結局はまた同じような家庭をつくってしまうことになるのだろうと思います。
 
もって生まれた 「性格」 は、なかなか変えることが難しいかも知れません。
しかし、「人格」(人間性) については変えていく(高めていく)ことも可能です。

『人格方程式』 というものがあります。 「人格」 = 「性格」 + 「哲学」

こうした式で表されるように、素晴らしい 「人生哲学」(フィロソフィー) を学び、それを我が物として血肉化していくことが出来れば、「人格」(人間性) といものはいくらでも高めていくことが出来るわけです。
 
自分の思い通りにならないことを、会社のせい・誰かのせい・社会のせい にするのではなく、全ては “自分のせい” だと捉える。
自分が置かれている環境、自分を取り巻く環境は、”自分の人間性の反映” に他ならない ということを認識することが大切。 まずは、”自分が変わること” です。
彼が早くそれに気づくことを願ってやみません・・・。