書くことの効能

2012.02.11
    

以前にも同じようなことを記した記憶がありますが、今日は「書く」ということの効能についてです。 
 
例えば、「講演会」や「研修会」に出席したような場合に講師の方の話を漠然と聞いているだけでは、「ああ、いい話をきたなぁ・・・」という程度で、時間の経過とともにその内容は記憶から少しずつ消え去っていきます。 
 
しかし、聞いたことを一生懸命メモにとり、それを一両日中に(話の内容を鮮明に覚えているうちに)、「ワード」や「エクセル」を使ってまとめ直してみることによって、理解も一層深まり、聞いたこと、教わったことが自分の心にストンと落ちるようなことがあります。 
 
私は、興味のある「講演会」等に出席した場合は、極力これを実践するようにしています。 
これをしておくと、時間をおいて読み直すことができますし、それを繰り返すことにより、学んだことが自身の潜在意識の中に組み込まれていくような気がします。 
 
また、読書をしていて、気に入った言葉や、「使えるなぁ・・・」と思ったフレーズを見つけた場合などには、それらをノートに転記しておき、その言葉やフレーズを用いながら文章を書くように心がけています。
これは、このブログを記す際にも、よく用いる手法であります。 
 
これをすることにより、自分自身のボキャブラリーも広がりますし、言い回しの能力も身に付くような気がしています。 
内容によっては、それを書くことにより、それが自分に対する戒めになったり、書いている途中に、新たな気づきを得ることもあります。
時に”偉そうなブログ記事”を書くこともある私ですが、そんなことを目的の一つに置きながら書いているんです。 (私は決して”聖人君子”ではありませんから・・・)
 
とにかく、面倒がらずに書いてみる。
これは、是非お奨めしたいことであります。
一年も続ければ、ものすごく進歩した自分を発見することになると思いますよ・・・。