楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

2023.09.01
    


楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」、、、  

これは、新規事業等に乗り出す際等に心しておくべき考え方で、盛和塾で学ばせて頂いていた当時、稲盛和夫塾長(故人/京セラ名誉会長)が我々塾生によく語っておられたものであります。


新たなことに取り組むにあたって最も大事だと言われるのが「情熱」です。

「何としても成し遂げたい!」という強い思いが欠かせないわけですが、まずは“超楽観的”に目標を定めればいいのです。


やる前から壁を作ってしまっていたのでは、何事も成し得ません。

“既成概念”は捨て去らなきゃいけません。

天は私たちに無限の可能性を与えてくれていると頑なに信じ、「必ずできる!」と自らに言い聞かせ、自らを奮い立たせていくことが大切なわけです。


しかし、計画の段階では、“悲観的”に構想を見つめ直すことが必要となります。 

どれほど難しいのかということを慎重に、小心に考え尽くす・・・。

起こりうる全ての問題を想定しながら、その対応策を事前に考えておくのです。


そして、いざ実行段階となったら、「絶対できる!」という自信を持って、“楽観的”に明るく堂々と実行していくのです。

その理由は、実行段階になっても悲観的に考えていたのでは、成功に向けて積極果敢な行動がとれないからです。


新しいことに取り組むにあたっては、「楽観」から「悲観」へ、そしてまた「楽観」へと、頭を切り替えていくことが必要だということであります。


この考え方は、当社の「フィロソフィー手帳」(ウィズコ・フィロソフィー)にもシッカリ記載させてもらっています。( ..)φ