正しいトップダウン

2010.09.07
    

判断の最終段階を、「決断」 といいます。
リーダーたるものは、部下の意見をしっかりと聞かねばなりません。
しかし、「経営」 というものは、合議制 でできるものではありません。
皆で考えるというのは、民主的にもみえますが、結局は “妥協の産物” になりがちです。
 
昨年の 『盛和塾・全国大会』 にて、稲盛塾長が仰った言葉で印象に残っているものがあります。
それは、「正しいトップダウンならやりなさい」 というものです。
 
掲げた理念に向かって同じ方向を向く社員の意見を真摯に聞くことは重要です。それでも、正しい
トップダウンなら恐れずにやりなさいと仰ってました。
 
時には、リーダーの強い信念で会社の方向性を決めていかねばなりません。
今日のような不況下にあっては、なお更ではないかと思います。
私も、いざというときには「勇気」をもって決断を下していけるよう、胆力磨きに注力して参ります。

さて、今日は今から、「横浜」(パシフィコ横浜) に行ってきます。
今年度の 『盛和塾・全国大会』 に参加するためです。 今年は、常務の小林も一緒です。
一泊二日で、大きな 「学び」 ・ 「気づき」 を得て、帰って参りたいと思います・・・。